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説得と納得の違いって?「あたらしい文章入門」を読んで

こんにちは!Yokoです。
今日はこちらの本!

KindleUnlimited会員の方、対象本なので無料で読めます。
note書くのに役立ちそうかな?と読んでみました。

✅説得と納得はなにが違う?

これ、分かりますか?
分かりやすい例が載っていたので紹介しますね。

スマホや携帯電話を使わないおじいさんに対して、

「パソコンを覚えないと時代に取り残されますよ」
説得 (反発したくなる)

「パソコンを覚えると、お孫さんと毎日テレビ電話できますよ」
納得 (孫という最大の関心事を持ち出して、自らパソコンの方へ歩み寄ってもらう)

なるほど…!想像できますよね。

では、なぜ説得されると反発したくなるんでしょうか?
それは…

説得される事柄とは「他人事」であり、基本的にぼくたちは、他人事には興味がないのです。

立派な正論(英会話をやりなさい、資格を取りなさい等)であっても、他人事なので耳を貸さない、と。
いやーめっちゃ心あたりあります…。

人は正論だけでは動かない!
正しいと頭では分かっていても、肝心の「こころ」が動かないと、当事者意識は芽生えないのです。

先程のおじいさんの例は、孫というキーワードが他人事→自分事、に変換された!のですね。

✅キャッチボールをしよう

説得ではなく納得、で人は動くことは分かりました。
では、どうやったら他人事じゃないと思ってもらえるのか?

読者が受け止めやすいボールを投げて、読者からもボールを投げ返してもらう。
そして読者から投げられたボールを再び投げ返す。
こうやってキャッチボールを繰り返すことによって読者はプレイヤーとなり、その話題の当事者になってくれます。

会話とはキャッチボールだ、って話はよく聞きますが…書くことも同じなんですね。

いいキャッチボールは、読者が受け止めやすいボールを投げること。
そのためには、しっかりとした論理が必要になる、と書かれていました。

キャッチボール…投げ手が下手だと、受け取れないですよね?
…なんだか自分に言われてるみたい(笑)
つまり、投げる練習が必要なんですね。

おわりに

【まとめ】
・説得や正論では、こころは動かない
・納得させる=自分事にさせる
・自分事にさせるには、キャッチボールを繰り返す

noteの書き方の参考になりそう!と読んだんですが…これ、小学生娘の宿題丸つけにも応用できるんじゃ?と思ったんです。

間違えたところがある
→なぜ違うか分かる?どこが違うかな?
と投げかけて会話しながら、徐々に納得に近づけていくことが必要なのかな?と。
いきなり「答えは○○でしょ」って正論言っても「???」だと思うので。

いや、書くと簡単なんですが、実際にいいボール(言葉)投げるのって難しい。
丸つけ後のやりとりで、娘に「分からない!」ってキレられることも多々あります(笑)
ボールの出し方、練習する必要があるみたいです…。
そして、キャッチボールには忍耐力も必要だよなーと思ったのでした。
ではでは。

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