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私たちは、使い放題のサブスク?

へ?
なんの話?

ホリエモンの「信用2.0」

ホリエモン曰く、これからは「信用2.0」の時代になっていくのでは?という話。

信用1.0
→目に見える資産(流動資産や有形固定資産)を重視する

信用2.0
→目に見えない資産(無形資産)を重視する

「信用2.0」より引用

これだけだと、なんのこっちゃかも。
えっと、詳細は本読んでみて。←

要は、「結婚していて持ち家がある」とか「大企業勤務」とかの目に見える資産ではなく…

例えば、極端な話一文無しになって、住む場所がなくなったとしても、
「とりあえず、ウチ来なよ」みたいに言ってもらえるようなこと=信用2.0なんじゃないの?ってこと。たぶん。

で、妙に納得してしまったところを紹介。

✅サラリーマンは「使い放題のサブスク」

正社員になると、例えば有給休暇申請するのにも、周りとの調整が必要だったりする。

それって、人生の貴重な時間を自分で決める自由が少なくなるよね、と。
うん、確かに。

で、ここからですよ、奥さん。(誰)

会社から見れば、社員というのは一種の「サブスク」である。(中略)
月給を払うことで「いつでも人材使い放題」の権利を得る雇用形態なのだ。

「信用2.0」より引用

雇われる側は、自分の人生の大部分の時間を、会社に自由に使われることに同意していると言ってもいい。

「信用2.0」より引用

えっと、私は会社員です。
つまり、月額使い放題の対象なのです。

ワハハハハハハ。

ハハハ…

もちろん、ホリエモン節が効いた比喩表現だって分かってます。

でもさ、これ事実だよね…と。

サブスクって便利だなと思ってたんですが。
まさか、自分もサブスクの対象だったなんて。

アハハハハハハハ。

ハハハ…

✅YouTube Premiumが有給休暇を申請してきたら?

便利に使っているサブスクの1つに、
You Tube Premiumがあります。
使っている一番の理由は、CMがカットされること。

私が雇用主、You TubePremium(以下YP)が雇われる側です。

たとえば、こういうこと?

YP「旅行行くんで、一週間有給休暇取ります」

私「え、じゃあその間は?」

YP「ようこさんは月額料金を払いながら、CMをガッツリ見ることになりますね。(率直)」

私「…」

私は平社員なので、経営者の視点が見えづらかったのですが、こういうことですよね。

仮にYou TubePremiumが有給休暇申請してきたら、解雇しようかな…となります。
使い勝手悪いですもんね。

そして、こちらの思い通りに使える、別のサブスクを探すかもしれない。

サブスクの対象になるってことは、そういうことなのかもしれないなぁ。
ふぅ。

おわりに

会社員がダメと言っているわけでななく。

ただ、人生の大部分を捧げると決めたんだったら、世の中で通用する「信用2.0」を増やすために、それなりの知恵や工夫が必要だよね、という話でした。

ホリエモンの本は、いつも読み始めると止まらなくなって、勢いで読み切ってしまう。
相変わらず(?)の極論もあるけど、それも含めてオススメ。

サブスクからの卒業、を改めて考えた一冊でした。

<あとがき>
この本を読んでから、通勤電車に乗っていたり、外を歩いているサラリーマンらしき人を見たりすると、
「あ、サブスク要員だ」「雇用主の使い放題の為に、わざわざ移動してるんだ」と思うようになりました。オマエモナ。
今日もありがとうございました。


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