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ビジョンとミッション

 会社を辞めた4月に一番最初に着手したのが、これからの自分のライフ&ワークのビジョンとミッションを決める事。ビジョンとミッションを決める作業の道しるべとなったのは、佐宗邦威さんの「直観と理論をつなぐ思考法 VISION DRIVEN」でした。

  この本に出会って会社を辞める決心をしたと言っても過言ではないくらい、影響を受けた本です。この本を読み、私も、妻として母として会社員として、気が付くと外部からの情報や期待に応える"他人モード"で24時間365日過ごしていると感じました。会社では様々なKPIに追わながら打ち合わせでびっしりな1日をこなし、家では子供の体調や機嫌を見ながら家事をし、常に思考リソースを他者に使っていました。
 私は富士フイルムという会社の記録メディア事業部という部署に所属し、磁気テープメディア製品の営業マーケティング業務をしていたのですが、ある時、家でも会社PCに向かい話を全然聞かない私に向かって夫が、「もうデータセンターでテープと心中すれば?(怒)」と言ったのです。その時は全くいい気はしませんでしたが、そのあと、「私は何がしたいんだっけ?」と冷静になりました。
 この事件(笑)と、佐宗邦威さんの本を読んだことで、「他者から期待されているから」ではなく、「自分がどうしたいのか」という自分の直観や妄想をエネルギーに自分の活動をデザインしていく"自分モード"(VISION DRIVEN)で、残りの人生をやっていこう、そう思ったわけです。

 これから何を目指して活動していくのか、自分のビジョンとミッションを明確にするために、本に書かれているように、①妄想→②知覚→③組替→④表現のエクササイズを順にやっていきました。

①妄想②知覚:偏愛コラージュ。毎朝子供が起きる前の15分を使い、真っ白なノートに好きな事を書くという妄想時間をつくる。それにより見えてきた自分の「偏愛」をコラージュし知覚する。
③組替:偏愛コラージュを分解し抽出されるワードを並べ、組み替える。
④表現:自分のビジョンとミッションを絵にしてみる。1番最初に描いた原型。

 かなり楽しい作業でした。これまで「何となく」認識していた自分の好きな事を「表現」し自分で再確認することで、ワクワクした気持ちになりモチベートされました。これからきっと目先の売上に追われたり、楽チンな方に流されそうになったりすると思いますが、その度にこのエクササイズで創ったビジョンとミッションに立ち帰り、VISION DRIVENしていける気がします。

こうして出来たビジョンとミッションがこちら👇

平野克己さんという方に、イメージを素敵に絵にして頂きました

さぁ、表現できたら発信していこう。小さなプロトタイプでどんどん失敗して成長していこう。という気持ちで、noteもtwitterもInstaもフォロワーゼロからのスタートです。(@katoneyokoというアカウント作りましたのでフォローお願いします♪)

会社HPにもビジョンとミッションを掲載しました👇


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