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【新入荷】横山ゆみ詩集『こコロのナカ』~コロナ禍で感じたこと・考えたこと

 昨年12月、第一詩集『こコロのナカ』を出版しました。
●紙の書籍→よこやま書店にて販売中
●電子書籍(ダイジェスト版)→Amazonにて販売中

横山ゆみ詩集『こコロのナカ』
カバーを取ったところ

 カバーイラスト、装丁、制作、印刷発注、すべてワンオペ作業で作りました(元グラフィックデザイナー・イラストレーターです☆)。カバーイラストはぐるっと繋がった絵柄になっておりますので、お手に取ってご覧いただければ、と思います↓。

『こコロのナカ』カバー

★カバーイラストの説明

毎日新聞 (WEB版)2020年9月27日 の記事
「長さ2mのバトン、掛け声は紙で、競技はテレビ中継…コロナ下の運動会」よりインスピレーションを受けて
【記事URL】
https://mainichi.jp/articles/20200927/k00/00m/040/122000c

神奈川県相模原市のとある小学校の運動会で、ソーシャルディスタンスを保つために「ロングバトン(全長2m)」を使用したリレーが行われたとの記事を読んだ。一生懸命に走る児童たちの写真を見ていたら、先の大戦中にバケツリレーや竹槍訓練に取り組んでいた国民たちの真面目な表情が、ふと頭をよぎった。(カバーデザイン:横山ゆみ)

横山ゆみ詩集『こコロのナカ』カバーイラストの説明


 私はコロナ禍で、価値観・人生観が大きく変わりました。

 祖母は、ワクチン接種の後、しばらくして亡くなりました。
 叔父も、ワクチン接種後、ガンが急速に進んで亡くなりました。
 私は、所属していた団体から接種するよう猛烈に圧力がかかったり、ワクチンに対する姿勢をめぐって、古くからの友人と少し険悪になりました(今はもう普通にしています)。またSNSでワクチン後遺症の方を目にして、胸が締め付けられました(私も高2の時に自己免疫疾患(膠原病)になり、とてもしんどかったので)。
 仲の良い姪っ子(当時中1)は、家にいる時以外は恥ずかしくてマスクが取れないと言い、私の家に遊びに来てお菓子を食べる時もマスクを取らなくなりました。
 息子(当時高1)はシェディングで肌がボロボロになり、痒くて夜も眠れず、勉学どころではない高校生活を過ごしました。シェディングをなかなか理解してもらえず、単位を取るのに苦労しました。
 主人は両親・兄弟の家族にワクチンの危険性を根気よく説明しましたが、なかなか伝わらず、心の中で距離を置くようになりました。

 医療不信、政治不信があらわになり、さまざまな思い込み・既成概念・世界の裏側に気付き、自分も含め、人間の弱さ・傲慢さについて深く考えた3年間だったと思います。

 詩人会議の皆様からもたくさんのご感想をいただき、感激しております。中でも、「本当にコロナ“対策”禍で、私たちの心はボロボロになりましたね」と言ってくださったご感想にハッとさせられました。まさに「コロナ“対策”禍」でしたね。さまざまな対策が、いかにプラスよりマイナスの方が大きかったか、今ようやく明らかになろうとしています。

 ただ詩集の方は、あからさまに政治批判とか、そういう過激なことは書いておりません。自分と違う考え・違う価値観の人と対立するようなことを書くのは、ちょっと違うと思ったからです。それぞれの考え方を尊重したいと思っています。

 紙版のほうは、持ち歩きやすい文庫サイズです。若い方にも読んでいただきたく、できるだけ印刷料金を抑える仕様にしました。是非お読みいただけましたら幸いです。


▼紙の書籍版『こコロのナカ』(詩作品 全21篇)
文庫サイズ、600円+送料180円。

▼電子書籍版『こコロのナカ』ダイジェスト版(詩作品 全11篇)
Kindle Unlimited 対応、購入の場合は250円。


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