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姿勢は大事だ。決定的に大事だ。

子供の頃、姿勢をちゃんとしなさいとか言われた人は多いと思う。

はいはい、と聞きながらそれでも姿勢が崩れる。端的に言えば、楽な姿勢をとってしまっているという経験は誰でもしていると思う。

しかし、姿勢は大事です

座る時の姿勢、立っている時の姿勢、歩く時の姿勢。
すべて大事です。致命的に大事です。

反対側から考えてみよう。
悪い姿勢でいるということは、どういうことか。

悪い姿勢を維持するように、体全体をいつも使っている。
つまり、体に無理な負担をかけ続け、悪くなるようにひたすら鍛錬し続けているのと同じだ。

当然、長期間にわたって、悪くなるように鍛えれば、悪くなります。

何が悪くなる?
体に不自然な、無理をさせている部分が、悪くなる。
それは、膝であったり、腰、あるいは、背中からくる肩や首の不具合として現れてくる。

この不具合は、何も言ってみれば、体の外側部分だけではない。内側、すなわち内臓にも影響が出てくる。端的に言えば内臓も悪くなる。

だから、正しい姿勢を身につけ、常に維持するようにしなければならない。

若い人、動物としての人間期にある人は、まだいい(と言ってもいずれ悪影響は出てくるだろうが。)が、真人間期に入った人は、死活問題だと思わなければならない。

ただでさえ、本能が体を維持してくれる時期が過ぎ、退化圧力がより強力になってきている時期だ。

不具合のある部分をカバーしようとして、不具合のない箇所に余計な負担がかかり、雪崩現象のようになって、次々と不具合が拡大していく。

人間体の一箇所でも不具合があると、心身ともに影響を受ける。例えば、足の小指を怪我しズキズキ痛む状態を考えてみればいい。

走ったり歩いたりに支障をきたすのはもちろん、行動が普段の何分の1かに落ちる。
その上、痛みが気になって、まともに考えることさえできなくなってしまう。

これが一箇所でなく、あちこちに生じたらどうなるか。
・・・・

だからと言って、病院に行っても、毎回1ダースほどの薬を飲ませられるようになるだけだ。
なぜなら、根本的なところが改善されないままだからだ。

これでは、せっかく真人間、爺婆無双状態の時期に入った甲斐がない、と私は思うのだが。




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