朝におやすみ

生活のきろく、或いは忘れたくないもの

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生活のきろく、或いは忘れたくないもの

最近の記事

くだらない

惰性でヘッドホンの電源をいれて音楽を流す。 日曜の夕方、日が落ちて空は薄暗く世界が灰色になったみたいだ。唯一窓からは街灯のひかりが差し込む。 日はだんだん伸びて来てはいるものの、まだこの時間帯を夕方と呼ぶには、時期としては早すぎるのかもしれない。 街灯とスマホだけがひかる部屋で羊文学を聴く。 つい最近、何年も話をしていなかった同級生と7年ぶりに電話をした。 何年か前までの私たちは、教室の中で影と呼ぶには少し明るくて、陽と呼ぶには少し暗い部類の人間だった。 学生時

    • 2024.02.11

      私が小学6年生だった頃のこと。 当時、転校したばかりだった私は学校に居場所を作れず、馴染みきれず、心許せる友だちがいない環境にいました。 靴を隠されたり、持ち物を捨てられたり、暴言を吐かれたり、そんな感じの学校生活でした。 そんな私は、インターネットの世界で私の心を癒し守っていました。友だちと呼べた人は近所のネコと、そこで繋がった人達でした。 その中に、共通して別のバンドが好きで仲良くしていた人がいました。 その人が一度、かなり興奮気味でメッセージを送って来たこと

      • 友達の唄

        はじめに。 ついに!やる気が沸いたぞ! はじめてのnote!書くぜnote! ずっと始めようと悩みに悩んでいたnoteを、ついに、始めます。(誰も待ってないのにね) やったな!私!よくぞやる気を出した! 床に広がる洋服たちを脇目に見ながらも、noteを書き始めた自分を誇りたい。 やるやる詐欺をして途中で終わった日記 秘書検定のために買ったテキストやノート 読むぞと意気込みながら積読してきる本たち 何もかもが中途半端に、 そしてやる気が湧かないまま終わっていった、そんな