関係性は不明

物語で誰かが誰かを救おうとするとき、その二人の関係性が曖昧で薄いほど愛しさが増します、親友とか恋人とか家族とか、そういうわかりやすく共感を得られそうなものではない二人が必死に光を掴もうとする、もしかしたら片方は諦めてしまっているかもしれないけれど、それでももう一人の熱量に胸を打たれます、救おうとするあの人はきっと最初は自分の為に動いているのでしょうね、それがいつの間にか相手の為になっていること、使い古された愛とかいうものよりも尊いね、辿りついた先に光がなかったとき、相手よりも自分を責めてしまう、純粋な心にわたしはとてつもなく惹かれるのです




従業員と雇用主なだけで、特別ではないそれどころか雇用主としてちょっと問題ありな彼と残された娘が光を見る日は来るのでしょうか

若ハ・ジョンウの絶妙な気味悪さと劇中たくさん走ってくれるキム・ユンソクが良過ぎてもっとはやく観たかったチェイサーの感想でした

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