見出し画像

谷原光昭さん

与謝農業振興会、与謝地域山村活性化協議会の代表をされている、谷原光昭さんにお話をお伺いしました。

与謝野町生まれ。大学進学を機に与謝野町を離れ、大学生活を京都市内で過ごす。就職をどうしようかと悩んでいる時に、地元で”消防職員”の募集を知り、地元に帰るきっかけになった。(その当時、消防団はあったが、初めて消防職員という職業ができた。)

消防職員を定年退職した後、農業の世界へ。
親が田んぼをやっていたが、谷原さん自体は、全くの農業初心者。
親も高齢になり、自然と農業を継ぐ事になる。
見様見真似で始まった農業だったが、高齢の方が出来なくなった田んぼを引き受けているうちに、どんどん規模が広がっていった。

谷原さんは、田んぼ(お米)、奥さんは家庭菜園(野菜)で、家庭内自給率は90%ほどで、ほとんど食料は賄えている。肉と魚以外はほとんど買うことはないそう。

冬の間の農閑期に、ちょっとでも収入を得るために、与謝地域山村活性化協議会の「干し柿プロジェクト」で、干し柿の生産・販売もしている。
「与謝のころ柿は大きくて甘みが強い。この美味しさを広めていきたい。」と意気込みを語る。

農業振興会のメンバーは、平均年齢71歳。この先、高齢化が進んで、畑や田んぼの管理をどうしていくかをみんなで定期的に話し合っている。
地域の景観が廃れていかないように管理していきたい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?