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記事一覧

【十八史略】(じゅうはっ しりゃく)

 ── 伝説的な歴史である三皇五帝の時代から南宋の時代まで、十八の正史を要約した歴史書のひとつ ──  現在も同じなのかどうかは知らないけど、昔の中国の人たちの歴…

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6年前
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日向ぼっこ

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6年前
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揺らぐ木々

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春の水

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6年前
60

水に浮く葉

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6年前
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【四苦八苦】(しくはっく)

 あらゆる苦しみ、非常な苦しみのことをいう。最近はそれほど大した苦労でなくとも「四苦八苦してるよ」くらいの慣用句で使ったりもするが、本来は生きている者なら誰でも…

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6年前
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紅一点

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6年前
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ピンクの花(名前がわからん)

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シルエット・城

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ヒメツルソバ

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6年前
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ネコジャラシの陽だまり

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陽の当たるツタ

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6年前
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【舎利】(しゃり)

 米粒をあらわす俗語。今でも寿司屋さんでは米やご飯を呼ぶのに使っている。白米であることを強調するために、銀シャリなどと言ったりもする。  これはもともとサンスク…

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欄干

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6年前
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おまけ・本棚

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6年前
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【十八史略】(じゅうはっ しりゃく)

【十八史略】(じゅうはっ しりゃく)

 ── 伝説的な歴史である三皇五帝の時代から南宋の時代まで、十八の正史を要約した歴史書のひとつ ──

 現在も同じなのかどうかは知らないけど、昔の中国の人たちの歴史に対する姿勢には厳然たるものがあった。
 それを現すエピソードとして、「春秋左氏伝(しゅんじゅう さし でん)に有名な話が載っている。

 戦国時代、斉の国に崔杼(さいちょorさいしょ)という宰相がいた。なかなか優秀な政治手腕の持ち主

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【四苦八苦】(しくはっく)

【四苦八苦】(しくはっく)

 あらゆる苦しみ、非常な苦しみのことをいう。最近はそれほど大した苦労でなくとも「四苦八苦してるよ」くらいの慣用句で使ったりもするが、本来は生きている者なら誰でも経験しなければならない、どうしようもない苦しみのことなのである。
 この言葉の歴史は古く、仏教の前身になったインドの哲学、ウパニシャッド哲学からきている。

 ひとくちに「四苦八苦」というが、「四苦」と「八苦」を合成した言葉であり、その二者

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【舎利】(しゃり)

【舎利】(しゃり)

 米粒をあらわす俗語。今でも寿司屋さんでは米やご飯を呼ぶのに使っている。白米であることを強調するために、銀シャリなどと言ったりもする。

 これはもともとサンスクリット語で、お寺で使われていた仏教用語だった。しかも、なんと、これは骨を表す言葉だったのだ。

 釈迦がいたころの時代、インドでは仏像とか仏画などというものは存在しなかった。教えそのものがあまりにも気高くて、像や絵に現すことは不可能だとさ

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