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メンタルクリニック受診でびっくらこいた

月一のメンタルクリニック受診日でした。

体調や症状については、あまり変わりはないこと、復職の目処はたっていないことなど、だいたいいつも通りの確認です。

治療というより、変わりないことを確認した上で、先月分の傷病手当申請書を記入してもらうのが主な目的となっています。

ただ、先日会社から治療や復職、退職についての連絡があったことから、このあたりのことを主治医に少し相談してみました。


本来、医師は病気に関する治療や改善が仕事であって、一企業の就業規則や配置換えなどについて相談されても困ると思うんですよね。

とはいえ、ついうちの会社はこうで、こういう事情で悩んでいる、みたいな人生相談を持ちかけてしまいました。

「私と会社の間の話だから、困りますよね」
って言いましたが、快く聞いてくださいました。

先生からのひとつの案としては、
「これはひとつの案なのですが、試しに一度会社に戻ってみる、というのも手かもしれませんね」
とのことでした。

それで、また再発するようなら、再度休職するという手もある、と。

なるほどね。
ただですね、復職1年以内の休職は、前後を合算されてしまうので、復職してから1年以上勤務しないと、結局退職になってしまうようです。
これは会社によって規則が異なるとは思いますが。

現状、ちょっと困難な感じはしますね。

サプライズあり

今日のところはこのへんで、という雰囲気になり、次回の予約を決める段階になって、「すみません、実はですね…」と申し訳なさそうな主治医。

医:「来月から産休に入ることになっておりまして」
私:「ええええええええ!?」

私が通うメンタルクリニックの主治医は女性なのですが、プライバシーに関わることなので、結婚されているかどうかも知りませんでした。

元々丸顔の人で、大きな机を挟んで座っているので、体型もよく分かっていません。そんなに相手をじろじろ見ないし。

以前より、ちょっとふくよかになったかな?と思ったことはあったけど、まさかおめでたとは思いもよりませんでした。
びっくりです。


「それは、おめでとうございます!!」
診察室の雰囲気が一変。

私:「全然分かりませんでした」
医:「座っていたら分からないですよね」

また、病院の仕事には復帰するとのことでしたが、産休って早くて半年、一般的には1年間くらいでしょうか。

医:「またお会いできますよ、って言っていいのかどうなのか・・」
私:「お前まだ通ってんのか、って言われそうですね(笑)」
医:「あはは、そんなこと言いませんよ」

そんなこんなで、思いもよらぬところで主治医が交代
次回からは院長先生が対応してくださるそうです。

今の女性の先生とは、診察の回数を重ねて、相性も悪くはなく、だいぶ信頼関係もできていたと思います。
また、一からと思うとちょっと気は重い(引き継ぎはちゃんとやってくださるでしょうが)。

今の先生との「次回」があるかどうかは分かりませんが、これまでの感謝の意を伝えて、「お大事に」と言って診察室を後にしました。

患者に「お大事に」と言われる医者・・。
レアだな。

一生に一度あるかどうかのミラクルなことですが、治療やカウンセリングじゃなく、グッドニュースによって帰り道がこれ以上なくハッピーな気分になるって、メンタルクリニック受診としては最高でない?


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