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良いコンテンツその2 EVER LANE

良いコンテンツとは何か? 身の回りにある「良いコンテンツ」を記録。

「インプットが足りないんだよ!」とマネージャーに指摘されたので

どっかでインプットして、ここでアウトプットしていく。

文章力はありませんので、お手柔らかにたのんます。

そもそも「コンテンツ」という言葉に馴染みがない方も多いはず、そして「コンテンツ」の意味も人それぞれで異なる。筆者がコンテンツ、コンテクストと言いたいだけなので、、

このnoteの場合は、身の回りにある良い「もの・こと・とき」などと、あんまり限定せずに幅広く定義したいです。

あとは、どこかで借りてきた言葉や検索したものではなく、自分で見たり体験したりしたもののみを書いていきます。(でないと意味がない!


その2は「EVER LANE」

以前、takram渡邊さんがご紹介されていたファッションブランド。(知った気でいるのが嫌なので実際に購入

実店舗は海外のため、公式サイトから購入。
サイト内には、その商品1点あたりにかかる
「原価」「輸送費」「人件費」などが公開されており
自社の利益分と他ブランドの値付け金額まで掲載されている。

また、サイトの奥に進んでいくと
世界中の工場とオーナーの紹介、出会ったエピソードも掲載されている。

業界の秘匿されていた内容をほとんど公開してしまっていた。
・自分たちのものづくりへのまっすぐな思い
・業界の利益を生む仕組みの暴露
・自社の在り方
という流れで細やかに消費者自身に納得した上で購入してもらう導線を作り出している。

一方で、自分たちが今までどれだけの小売店でお金を落としていたか
また、そのお金がどこに使われているのかわからない
ある種のブラックボックス化した業界の仕組みについて考えさせる機会も同時に与えている。

「過激なまでの透明性」という社是の先には、「良い世界に変えていきたい」という思いがある。

その思いに共感した人(購入者側)は、今の世界を取り巻く問題について考えたい、良くしていきたい
という思いが少なからずあるはずで、そこは完全に自己満足でも良い。

今の時代、ただ、かっこいい流行りの洋服ではなく、
その背景にある労働者や環境問題などにも目を向けられてはじめて
洋服が好きだといえるかもしれない。


実際に着てみた感想を以下に。

購入したものは
・カシミア100%のニット
・365 クルーネック スウェット の2点。

とっても軽く、着心地が良い!
といってもとてもウソっぽくて全く伝わらない、、(素晴らしく着心地よいです。リピートします

購入してよかったのは、自分自身の意識として
「大事にしよう」とか「たくさん着たい」という「想い」が洋服に対して生まれたこと。
真っ当な人たちが作った、真っ当なニットを着るという行為が
ある種、自分もその真っ当な仲間にいれてもらえたような感覚がある。
そして、それらに納得できる品質が備わっているのも事実。

どうやって作られ、どうやって僕らの元へ届けられるか。
そして、どう着るか。
大量生産大量消費の時代、何かを選んで購入し、使用する。その理由について今一度考えたい。

良いコンテンツのまとめ

透明であり、真っ当である会社の在り方:秘匿とされていた事柄を暴露してしまうほどの自信とものづくりへの思いが伝わる導線

高品質な商品:思いや取り組みだけではなく、実際の商品が高品質で、納得できるクオリティ

着用後の満足感:会社の取り組みや思いも同時に自分に取り入れ、着ることへの新しい愛着が生まれる。



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