部下がやる気になるために
何が必要だったでしょうか。
 
一つ目は、
心理的安全性のある職場にすること。
 
二つ目は、
目標に意義を持たせ、
チームに方向性を持たせることでした。
 
実は、
もう一つ大事なことがあります。
 
それは部下が自分の成長ゴールを持つことです。
 
成長ゴールとは何か、
そしてその決め方について
吉田部長と情熱所長の対話から
教えて貰いましょう。
 
どんな話になるのでしょうか。
 
では、物語のはじまりはじまりです。
 
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チームの目標と部下自身の目標のベクトルを合わせる

 吉田部長
プロジェクトがはじまって１か月たつけど
現場の調子はどうかな?
 
情熱所長
教えてもらった心理的安全性のある
職場づくりや
 
仕事の意義を伝え
現場に方向性を持たせ
 
いい雰囲気になってきました！（笑）
 
吉田部長
そうか、それは良かったー!
 
ところで情熱所長は
部下の成長ゴールを
決めてあげているかな？
 
情熱所長
えっ、部下の成長ゴールですか？？？
 
吉田部長
意義ある目標（ゴール）を
決めたからと言って、
 
『いいからやりなさい！』
的な姿勢で、部下は
やる気になるだろうか？
 
情熱所長
心理的安全性もあり、
意義ある目標（ゴール）があるから
もう大丈夫だと思っていましたが（汗）
 

部下の成長ゴールとは！？

 
吉田部長
今度は部下にチームの目標を達成することによって
自分がどんな成長ができるのか
わかってもらえることが必要だ。
 
チームに目指すゴールがあるように
部下にも自分の目指す成長ゴールを決めてあげよう！
 
情熱所長
そうか、チームのゴールを
部下に自分ごとにしてもらうために
チームのゴールを達成することで
自分のゴールも達成できるようにしてあげればいいんですね。
 
うーん、それはどのようにすれば
良いのでしょうか？
 
吉田部長
こんな風に部下に問い掛けてみてごらん。
 
「チームのゴールを達成するために
　どんな自分になれたら嬉しいかな？
　どんなスキルがあれば嬉しいかな？」
 
って。
 
情熱所長
なるほど、こんな質問をしてもらえば
チームのゴールを達成するために
部下自身が
 
どんな自分になればよいのか
どんなスキルが必要なのか
 
わくわくしながら考えられますね！
 
吉田部長
そう、
そうすればチームのゴールを
達成するために部下自身が
何をしなくてはいけないのか
明確になる。
 
それが部下の成長ゴールになるんだ。
 

自分の成長がイメージできるとやる気が湧いてくる

 
情熱所長
チームのゴールを達成することで、
部下も自分が成長できるとわかれば、
やる気が湧いてきますね。
 
吉田 部長
そう、部下も自分の成長ゴールがわかれば、
仕事を自分ごとに捉えられ
仕事も楽しくなるね。
 
情熱所長
そうか、仕事を
自分ごとにする部下自身の
目標も必要だということか！
  
吉田部長
そう、例えばチームの目標を達成するために
たくさんの人の協力が必要な場合、
　
これからマネージャーになる部下であれば、
人をマネジメントできるスキルを
手に入れることが成長ゴールになる。
 

情熱所長
なるほど、そうすればチームの
ゴールを達成することで
 
個人の成長ゴールも
達成できるわけですね。
 
 
吉田部長
そう、チームのゴールを達成することで、
部下自身のゴールも達成できることを
言葉にしてあげるんだ。
 
部下にとっても
自分のゴールを達成することで
チームのゴールを達成できることになる。
 
情熱所長
だから、部下の成長ゴールを
決めてあげることが大事なんですね。
 
すごいですね！
チームが一体になっていくイメージが浮かびます。
 

ゴールへの道からそれたら叱る！

吉田部長
そうそう、情熱所⾧もわかってきたね。
 
そして情熱所⾧は
部下の可能性を信じ、
 
もし、ゴールを達成するために
相応しくない行動をしていれば
【部下を巻き込むスイッチ】をオンにして
 
「それは違うよ！」
「目指す方向からズレているよ！」
 
と叱ってあげるんだ。
 

部下はゴールを目指して
また進んでいくよ！
 
情熱所長
わかりました。やってみます！！
 

今回の質問

 【部下はどんな自分になりたいと思っていますか?】
 
次回に続けます！お楽しみ！
 
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