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新聞記者、観てみました

久しぶりに、よっぴーの映画評論〜💡😸
(ネタバレあります。ご注意)

日本アカデミー作品賞ということで観てみました『新聞記者』
個人的感想では。映画として点数75点!(100点満点中)

第一の感想→松坂桃李さんの演技がいいです。
全体としては序盤、やや陰鬱。淡々と進んでいく展開に集中力が切れそうになります。
後半からラストは面白くなって来て、主演2人の演技も鬼気迫ってきます

思うに、シムウンギョンさんは確かな演技力をお持ちなので、折角なら日本語の台詞をもう少し流暢に言えるように依頼していたら、良かったんじゃないかなと感じた。序盤、設定に無理があり少し違和感。

片言の日本語をカバーするために、帰国子女で、韓国母日本父のハーフ(どう言えばいいんですっけ?)としていましたけど、ちょっと無理があるな、と少しだけ興醒めした。

後半は物語に引き込まれていきます。
主演2人の感情表現が、静かな演技の中にしっかり込められていて胸に迫ります。

権力や政権側の闇に迫る、半ノンフィクション映画のように言われているけれど、
場面場面で、現実には似たようなことも実際あるんだろうなー、という気持ち。

最近は、政権側支持者はいわゆる右傾思想を利用し
反政権側は左傾思想を利用するという構図も見られ、なんやかのグループや派閥に属して反対派を叩いたり、流される現象も多いので

自分個人としての良識や信念に沿う振る舞いをしないとなーと改めて思いました。

現実というものは映画や小説よりよっぽど奇なり、であって
より一層複雑に、沢山の人や思惑が絡まり合ったリアル。
答えは在りませんよね。
でもシンプルに、人間として、根本に思いやりや労りや、利他があり
そこに基づいた行動、生き方を目指す、ってことですかね。

映画の中で、政府の生物兵器の開発、という題材が出てくるのですが、ご時世柄、新型コロナって結局人類とこの時代にとって何で、どんな形で収束していくのかな、って思いました。経済、政治的に。

結局人類も、地球の全ての生き物は運命共同体なんだから。
自然をいたわりましょう、人をいたわりましょう。生き物は助け合わないと生きられないんだから
っていうようなところで
😺次はキングダムを観てみようと思ってます。

ちゃんちゃん

#映画 #アカデミー賞 #日本アカデミー賞
#新聞記者
#movie

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