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師が必ず歳上とは限らない

社内外の20代30代の若いメンバーたちから、いろんなことを教えてもらっている日々です(40代以上に教えてもらえることはない、という意味ではないです)。自分のスキル分野や経験則にない事柄のことは、とくに刺激や気付きが大きいので、自分の中の凝り固まった概念や原則がアップデートされていく感覚があり、とても勉強になっています。

彼ら世代の持つ捉え方や考え方、仕事の目指し方のことなどを、聞けば聞くほどに、自分のこれまでの仕事観や経営観が、どうしてこんなにも通用せずに結果が出ないのか、理解&納得ができたりしますw

時に、歳上や先輩としての自負や意地なんかが邪魔をしてしまうのか、すぐに受け入れられないことがあるのですが、自分にそのチカラがないことを棚に上げて、もっともらしく批評してまで偉ぶりたいわけではありません。時間を掛けてでも、それらを取り入れて理解します。

影響を与えてくれる師が、必ず『自分の歳上』とは限りません。

多くの大人が、知らず知らずのうちに「歳下から教わることなどない」と決めつけて歳下のことを捉えていて、そこからの教えや気付きを受け入れない自分を固めてしまっていることが多いんじゃないか、と思います。

そんな狭さで若いヒトたちと並んだ仕事をやっていけば、取り残されていくのは、仕事経験の豊富さにただ胡座をかいている自分のほうに違いありません。ヒトが仕事経験を重ねていくとき、最大の敵は自分のなかに潜むこういった慢心であり、それが影響として出れば「老害」でしょう。

おかげさまで、特にここ数年は、自分の経営流儀や仕事観というものを、ずいぶん疑って壊すことができていて、それらに基づいた判断にも、大人らしい幅や奥行き、余裕などが備わってきたように実感しています(← いつもの自分勝手な自己評価です)。

今さらですみませんが、活かしていきたいと思います(^^;

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