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スタバじゃなきゃだめなんだ

タリーズやドトールでもコーヒーは飲めるけど
視界にスタバが入ったらスタバに行く。

気取っている訳でもなく、
喫煙者を嫌っている訳でもなく、
フードはむしろ他店の方が充実しているし
コーヒーのクオリティを見分ける自信は無いけども、
存在としては圧倒的な差があると思っている。
公園にあるのも、書店に併設されているのも、
やっぱりスタバがいい。

昔からのチェーン店のみならず、
おしゃれなコーヒー店もかなり増えたものだけど
スタバよりも売れる店があるだろうか。
むしろこだわりコーヒー店が増えたおかげで、
スタバの価格は割安にも感じられ、最強度が増した気がする。

そんな王者になっても、スタバはちゃんと進化していて、
私たちに少し先の感度を見せ、
常に新しさを提供してくれる努力家だ。
それはもちろんコーヒーの味だけじゃなくて。
いち早くプラスチックストローをやめたり、
他のコーヒーチェーンが度肝を抜かれるような店舗を中目黒に作ったり。

そして王者はいつでも誰にでも優しい。
どんな年齢や職業の人にも合わせて
いつも心地よく使わせてくれる懐の深さよ。

思えば初めてのスタバ体験は中学2年生。
地元にできたスタバでドキドキしながら
キャラメルマキアートを飲んだ。

高校生になってテスト前の勉強を
友達とスタバでするのが楽しみになった。
甘いフレーバーのフラペチーノが大好きだった。

大学生になり、バイト帰りに仲間たちと
お茶するときもやっぱりスタバだった。
スコーンを温めてもらって、
ホイップクリームを追加して、
ハチミツをたっぷりかけて食べる美味しさを知ったのもこの頃。

社会人になると、1人で行くことが増えた。
テイクアウトして出社したり。
仕事中にみんなのコーヒーをお使いに行くこともある。
メニューなど見なくともスタバのオーダーは共通言語である。
仕事先の人とも安心して使えるところも素晴らしい。

転職して、商談と商談の間の時間調整や、
ひとりで街を視察するときの休憩とか、
PCを開いて仕事をする機会も増えた。
ほとんど1人で行く場所になっていても
ほとんどラテしか飲まなくなっていても
やっぱりスタバに行った。

妊娠中、コーヒーが飲みたくなったら
カフェインレスのメニューがあるし、
子供が産まれて、お店でゆっくり飲む機会は減っても
お散歩しながらテイクアウトで楽しめる。
コロナ禍で家にいる時間が増えて、コーヒー豆を買う機会も多くなった。

使うシーンや、飲むメニューが変わっても、
やっぱり今日もスタバと暮らしている。

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