都会のちびねずみ

食いしん坊なアラフォーが食べ物の思い出を綴っています。

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最近の記事

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テレワーク夫婦のランチ日記

    • スタバじゃなきゃだめなんだ

      タリーズやドトールでもコーヒーは飲めるけど 視界にスタバが入ったらスタバに行く。 気取っている訳でもなく、 喫煙者を嫌っている訳でもなく、 フードはむしろ他店の方が充実しているし コーヒーのクオリティを見分ける自信は無いけども、 存在としては圧倒的な差があると思っている。 公園にあるのも、書店に併設されているのも、 やっぱりスタバがいい。 昔からのチェーン店のみならず、 おしゃれなコーヒー店もかなり増えたものだけど スタバよりも売れる店があるだろうか。 むしろこだわりコー

      • 身体が辛さを求めるとき

        最近仕事がスランプ気味で 子供は保育園に行きたくないと毎朝ぐずり 旦那のくしゃみの大きさや捨てない紙くずにイラっとし この時期に無防備に遊ぶ友人のSNSへのモヤモヤ そんな中でも輝きを放つ人々への羨望や嫉妬 もっと自分はすべきことがあるんじゃないか 子育てしながらも新しい何かを見つけなくては 根拠のない、身動きの取れない焦りとか 三寒四温な天候と相まって メンタル不安定な5月の今日この頃。 今猛烈に真っ赤な辛味噌ラーメンが食べたい。 白髪ねぎがたっぷりのっているといい。

        • K-POPと韓国料理

          昨年末に嵐が活動を休止した後、 嵐ファンの同僚の精神状態を 陰ながら心配していたのだけど 久しぶりに会ったら見事にBTSに乗り換えていた。 思いのほか元気そうで安心したけど 意外とそのパターン、結構あるらしい。 なんだろう、共通点があるのかな。 メンバーの仲が良いとか、ライブがやばいとか。 私はBTSにメンバーが何人いるのか、 (メンバーの呼び方が複数あって混乱) 顔の識別から勉強が必要 (写真ごとに髪色が違って混乱) という素人なのだけど、 そんなおばさんでもK-POP

        テレワーク夫婦のランチ日記

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          本の中の食べ物

          基本的に仕事でも休日でも食べることしか考えていないので 小説やエッセイでも食べ物の描写があるものが好きだ。 江國香織のエッセイにはたくさん食べ物が出てくる。 レーズンバターが食べたくて夜な夜なお店を探す話や 幼い頃に家族で食べにいった天ぷら屋さんがお休みだった話、 妹たちと海沿いのレストランのテラスで食べた アサリのスパゲッティとか。 江國香織のほうの「冷静と情熱のあいだ」には、 ヒロインが恋人にスープを煮込んでいるシーンがある。 プレゼントの下着の色はアプリコット色。

          本の中の食べ物

          お弁当は自由だ

          中高一貫の女子校に通っていた。 学食もあったが、お弁当が多かった。 大体4人くらいで同じクラスの友達と食べていた。 毎日お弁当を作るのは大変だったと思う。 しかし食べている方も6年間となると少々飽きてくるのも事実だ。 友達とおかずと取り替えっこすることもある。 きょうのお弁当なに?とお互い見せ合うことも多い。 お弁当はお母さんの個性が光る。 珍しいメニューや斬新なアイデアについては 家に帰って母親に伝えてみたりもする。 一段のお弁当にパンパンに敷き詰められた焼きそば弁

          お弁当は自由だ

          Meat Free Monday

          入社面談で好きな食べ物を聞かれたときに 「お肉です」と答えたのももう10年以上前になるけれど 自他共に認める肉好きです。特に焼肉。幸せの塊。 そんな私が最近気になっているのが 「Meat Free Monday」という取り組み。 ”私たち一人一人が、「週に一日だけ菜食を実践する」ことで、地球温暖化を食い止め、かけがえのない資源を守り、多くの動物の命を助け、そして、より健康な身体を手に入れることができるということ” これもSDGsのひとつなのかな。 日本の人口は減少してい

          納豆好きそうなのにとよく言われます

          好き嫌いはほとんどないけど 納豆が食べられない。 物心ついたときには嫌いになっていて 小学校で年に一度 節分の日に給食で納豆が出されるのが 本当に嫌で 教室中にあの匂いが充満するのが 本当に嫌で。 結局食べられないまま大人になった。 ネギを入れたりキムチを混ぜたり 生卵を入れたりみんな楽しそうだし、 オムレツやパスタやチャーハン、 アレンジが効いて栄養満点。 素晴らしい食材だと思う。 納豆嫌いの話をすると 「納豆好きそうなのにね」とよく言われる。 見た目がザ・日本人で

          納豆好きそうなのにとよく言われます

          外でごはんを食べるということ

          私は外食が好きだ。 近所のパスタ屋さんでもお蕎麦屋さんでも 誰かが作ってくれる食事は美味しいし、嬉しい。 平日はランチを楽しみに出勤したし 育休が明けて、職場復帰したときも 両手で好きなものをお店で食べられる、 それだけで復帰の価値があると思った。 コロナ禍の中、 テイクアウトやデリバリーでは 満たされないことが分かった外食欲。 やっぱり、心地よいサービスと 整ったテーブル空間の中で ちゃんと化粧をし、おしゃれをして 食事を楽しみたい。 向かい合ってはいけない 同じ皿

          外でごはんを食べるということ

          玉ねぎをおいしいうちに使い切りたい

          義実家から玉ねぎが届いた。 紫玉ねぎもちらほら。 スーパーで買うと高いのでありがたい。 しかし実家や近所におすそ分けしてもまだ大量である。 とりあえずせっせと毎日料理をする。 とても甘いので生でもおいしい。 【DAY1】 とりあえずたっぷり味噌汁に たまごと油揚げ、迷ってたまごと。 【DAY2】 ドライカレーを作る。 玉ねぎのみじん切り+豚ひき肉にナスを加え、 カレー粉をインして出来上がり。 トッピングとして紫玉ねぎをナンプラー、お酢、砂糖とマリネ。 パクチーもたっぷり

          玉ねぎをおいしいうちに使い切りたい

          赤ちゃんの味覚

          最近3歳になった娘は和食が好きだ。 ごはんと野菜の味噌汁で十分。 焼鮭、しらす、納豆、焼き海苔なんて最高。 ついつい子供が喜ぶと思って オムライスやらスパゲッティやら 張り切って作るのだが 全然箸が(スプーンが)進まず 「おちゅけものごはんがいい」と言い出す始末。 よく考えれば離乳食はおかゆなのだ。 生まれて初めて口にする食べ物は白米。 その時点で日本人による 日本人になるための食育が始まっている。 同じころ、フランスの赤ちゃんは バケットを齧っているらしい。 和食

          赤ちゃんの味覚

          スリランカの母の味

          学生のころ スリランカに2週間ホームステイしたことがある。 インドの下にある島国。 北部ではまだ内戦があった時期だった。 舗装されていないガタガタ道を ワイルドな運転のワゴンで走りながら 土埃と熱風が顔に吹き付けてきて 絵に描いたようなウルルン滞在記。 正直いまの歳だったら 体も心もついていけなかったな。 家の外には野良牛が歩いていたし 虫がブンブンの市場で食事をしたり ホテルのベッドがしっとりしてたり ジャングルの中で一泊したり。 食事は基本的に3食カレーを手で食べ

          スリランカの母の味

          カップヌードルは何歳まで食べられるか

          私がカップヌードルを食べるのは 35歳が最後になってしまうかもしれない。 体調が悪かったのだろうか。 もしかしたらこの歳でカップ麺なんか食べるなんて、という無意識の罪悪感にメンタルがやられたのかもしれない。 でも食後に胃もたれをしたあの日、 本当にショックだった。 特にものすごく好き、 という訳ではなかったけど カップ麺が食べたいときは 必ず日清のカップヌードルを手に取った。 会社で忙しくて時間が取れないときは パソコン画面を見ながらかきこむと なんだか勇気が湧いてき

          カップヌードルは何歳まで食べられるか

          ティファニーブルーよりエシレブルー

          あの青を見るだけでキュンとする。 ティファニーではなくエシレの話。 あの品のある唯一無二のブルー。 フランスな「ECHIRE」の文字。 思わず紙袋に鼻を近づけて バターのかおりを吸い込んでしまう。 紙袋の中身はフィナンシェかマドレーヌか クロワッサンか、バターそのものもあっていい。 バターケーキだったら半泣き。 ティファニーのアクセサリーと同じくらい いや、それ以上のときめきがそこにある。 フィナンシェは固めに焼かれたサクサク感が好みだ。 日本に無数のフィナンシェあ

          ティファニーブルーよりエシレブルー

          ホテルニューグランドのドリア

          20代後半から30代半ばは結婚式ラッシュだった。 ひと月で2回参列ともなれば ご祝儀、ヘアセット、二次会&三次会と かなりの人数の諭吉が飛び立ったし、 いつも同じ服でSNSにタグづけされる訳にもいかない。 どうして貯金が貯まらなかったのか すっかり友人たちの結婚話も途切れた今、 あの盛大な祝宴マジックを実感している。 ホテルやレストランの豪華なフルコースを 仲の良い友人たちとおしゃれをして楽しんで 本当に贅沢な時間だったと思う。 今こんなご時世だからなおさら。 もちろん友

          ホテルニューグランドのドリア

          愛しのジャパニーズスパゲッティ

          昔からスパゲッティが好きだ。 いい感じのイタリアンで食べる本格パスタも好きだけど 住宅街とかでチェーン展開しているお店の カジュアルで日本らしいスパゲッティが好きだ。 地元の駅前にあるイタリアン「オリーブの木」は 小学生の頃からクラスメイトと好きなスパゲッティで盛り上がったし (私はほうれん草とベーコンがたっぷり入った”ポパイ”)、 高校生のときテスト終わりの打ち上げランチに行くのは 毎度自由が丘の「タパス&タパス」だった。 あさりとカイワレ大根がどっさりのタパス風スパゲ

          愛しのジャパニーズスパゲッティ