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『科学的に証明された不安にならない36の方法』を読んで【読書感想文】

以下の記事で不安解消にCBDを使っているということを書きましたが、
それ以外の不安解消方法を学んだ本を紹介したいと思います。

不安を解消したい!

上記の記事でも書きましたが、転職直後にとても不安を感じるようになってしまい、不安の解消方法を探していました。

もともと、転職前から人の顔色が気になってしまったり、不安になったりしやすタイプだったので、
アドラー心理学の本とか『BRAIN DRIVEN』とか、そういったメンタル面を整える”考え方”に関する本は読んでいました。
そのため、自分が気にし過ぎだとか、過剰に不安を感じているという状況は知識として分かるのですが、それでも不安から抜け出せない状態でした。

ある日、仕事が終わった後に寝転がっているところを、
パートナーから散歩に誘われて行った図書館で「科学的に証明された不安にならない36の方法」見つけて借りてみました。

具体的な不安解消の方法

この本のいい所は、不安の原因を科学的に説明してくれている点と、不安を解消するための具体的な方法を紹介してくれている点です。
「考え方は分かるけど、どうにも不安を止められない」という時の対処法が載っています。

不安の原因については、腸内環境との関係性についての説明を読んで、目から鱗の気持ちでした。
どうりで、ヤクルト1000が睡眠とかストレスとかに効くわけだなと。

早速、ヤクルト1000を購入して毎日飲んでいたのですが、程なくして爆発的な人気が出てしまって購入できなくなったので、他の乳酸菌のサプリメントを取るようにしました。
腸内環境を整えることが不安の解消にどの位効果があったかは分かりませんが、腸内環境は免疫にも関係していると聞きますので、腸内環境を整える努力をして損はないと思います。

科学的な不安のメカニズムを知ることで、そもそも不安になるのは人間の体の仕組み上、当然のことであるとに認識できたのも良かったです。

人間が備えている生体反応として不安感を、どのように解消するかが、考え方だけではなく具体的な行動に落とし込んで紹介されているのが良かったです。

日記を書くことや、「死」について文章を書くとか、
もっと簡単な方法としてはフェイクスマイル(笑顔の表情を作る)、とかバタフライハグ(自分自身をハグする)とか、ポジティブな口癖とか、
科学的に効果があるとされている具体的な行動が紹介されています。

僕はとりあえず、一番つらかった時期は毎朝散歩して、シャワーの時間にフェイクスマイルをして、「どうせうまくいく!」とポジティブな口癖を言うようにして、日記を書いていました。
これらの方法は自分の頭が整理されたり、少しは不安が軽減された気がして、確かに効果があったように思います。

アニマル浜口さんがテレビで「ワッハッハー」っていつもデカい声で笑っているのを面白がって見ていましたが、
あれはまさにフェイクスマイルで自分を鼓舞していたのではないかと思い、科学的な根拠のある行動だったのだな、と感心しました。

不安と向き合い続ける

今は割と落ち着いている僕ですが、身体の機能として不安は常に発生します。

別の本ですが、『反応しない練習」という本で、ブッダは「人生には悩み・問題がつきもの」ということを最初に受け入れたうえで、惑わされない心の状態を目指していたということを知りました。

ブッダのように悟りを開くレベルに達するのは難しいと思いますが、
科学的に不安を軽減する方法については、本書に紹介されているように色々と見つかっていますので、
科学の力を借りて、不安と向き合い続けたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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