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どっちがまじめなのか?

この二人はどっちが真面目?

さて今回は会社内での評価のお話をしたいと思います。
この話をする前に分かりやすくする為に2人の小学生に置き換えてお話ししていきます。

あなたは小学3年生の双子の子供を持つ親だとします。
この子供をそれぞれA君とB君とします。

A君は元気いっぱいの活発な男の子。
友達も多く、学校大好きで毎年一度も休むことがなく常に皆勤賞。

一方B君は内気な性格でインドア派
パソコンや読書が大好きな男の子。
友達は少なく一人で過ごすことが大好き。
学校にはあまり行きたがらずに週に1、2日くらいしか学校に行きません。

ある日、3学期のテストが返却されました。
その結果は

A君は0点
B君は100点でした。

家に帰ると、あなたはどう評価しますか?

毎日学校に休まずに行っているA君が0点で
ほとんど学校に行かないB君が100点でした。

A君に、何でこんな点数なの!?
授業の話はちゃんと聞いてるの?
と怒るでしょうか?
その時にA君はこう答えます。

「でも僕まじめに毎日学校に行ってるよ!」

B君は学校には行かないけれども、評価基準であるテストは100点です。
ただ登校していないので内申点は低そうです。

毎日学校に休まずに学校に行っているA君が真面目でしょうか?
それともテストで結果を出すB君が真面目でしょうか?
親の立場なら、点数が低いと叱ったり怒ったりする人も多かなと思います。

ただ自分の立場に置き換えて考えてみてください。

ここからが本題

我々も社会人となり、会社なり組織の中に属して生きていると思います。
この中で、毎日何となく仕事に来て何となくその日が終わる。
こんな人も少なくないと思います。

これは真面目と言えるのだろうか?

毎日何となく仕事をして、周りもしてるから残業をし、何の成果も上げないまま数年が経ってしまった。
年数だけは10年経ってしまった。

言わせてくれ。

これはキャリアとは言わない。

そんな成果を上げずに年数だけ一人前になった人が言うセリフは決まってこれ。

「もう10年もいるし、真面目に働いているし、毎日残業もしてるから給料上げてくんねーかなー。」

これです。
むしろ笑えます。

バカの最上級は【おもしろい】です。

日本人は何故か休まずに、毎日遅刻もなく出勤することが真面目とされます。

違います。

成果で見なければいけません。

給料は何と対価?

それではあなたの給料は何と対価にいただいているでしょうか?

時間?
それとも労働力?

違います。

価値です。

ここで一つ例えを出します。

あなたがおにぎりを一つ握ったとします。
このおにぎりを、もう何日も何日も食べ物を食べておらず、餓死寸前の人からしたら、そのおにぎりは全財産を出してでも食べたいと思うはずです。

ただお腹いっぱいでもう何も食べられないって人からするとそのおにぎりは50円でもいらないですよね?

あなたがおにぎり1個にかけた時間も労働力も同じなのに、受け取り手によってその値段は変わってしまいます。

提示しなければいけないのは【価値】なんです。

簡単にまとめた動画はこちら↓


毎日皆勤賞でも、毎日残業していても、価値が提示できていないものはそれはウンコなんです。

自分がいくら時間をかけて良いものができたと言っても、受け取りてが価値を感じなければそれはウンコなんです。ウンコマンです。

芸術家ならいくらでも時間をかけて自分の納得いくものを作れば良いんです。
でも我々はそうじゃないですし、自分の仕事を誰かに提出しなければいけないんです。
その相手に価値を感じてもらわなければなりません。

組織に属すのが悪と言っているわけではなくて、自分は本当に価値を提示できているのかをもう一度再確認しようよのお話です。

弊社の取り組み

この点から少なからず組織に属すると、多少なりとも甘えが出てくる部分はあると思っています。

その為、弊社では副業を推奨しています。

自分の看板でお金を稼ぐ経験をする

誰かに自分の価値を感じてもらえなければお金を支払って貰えない。
という経験をさせるようにしています。

その成果もあり、現場でも今何をすれば最適解なのかを考えられるようになった人が増えてきました。
副業推奨はこれからも継続していきたいと思います。

それと残業はするな!定時で成果を上げろ!
これが弊社のススメです。

まとめ

今回はどっちが真面目?
についてのお話でした。
まずは今自分がやってる作業の見直し
自分はどんな価値を提供しているのかをしっかり考えて仕事に取り組んでいきたいですね。

それではまた

ご安全に!


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