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職業:夢先案内人【自己紹介】
昭和後期から平成初期にかけて、日本中が浮足立っていたバブル期に青春を過ごした昭和世代です。
ペンネームの「れもねゑど」はデール・カーネギーの言葉「レモンを手に入れたらレモネードを作れ」からとりました。
大学は法学部でゴリゴリの文系人間でしたが、最初の就職は何を血迷ったか富士通系企業にSE(システムエンジニア)として就職。当然続くわけもなく早々と退職し、その後は某ハウスメーカーで総務職や営業職を経
補助金と助成金の使い分けと活用術
「〇〇設備を入れたいので〇〇補助金を使いたい」という相談がよくありますが、よく聞いてみると補助金よりも助成金を使った方がいいというケースもあります。
今回は補助金と助成金の違いについて整理してみたいと思います。
●補助金と助成金の概要
補助金には「ものづくり補助金」や「小規模事業者持続化補助金」他、様々ありますが、基本的には事業所の収益力を上げるための取組みを支援したり、経営基盤の強化の取組み
2分で読める行動経済学の話(2)
行動経済学の新しい理論にナッジ理論というものがあります。
ナッジ理論とは「経済的なインセンティブを大きく変えたり、罰則・ルールで行動を強制したりすることなく、行動科学に基づいた小さなきっかけで人々の意思決定に影響を与え、行動変容を促す手法」で、強制することなく働きかけるため、反発を招くことなく行動変容を促進できるというものです。
2017年に行動経済学者リチャード・セイラー教授がノーベル経済学賞を
2分で読める行動経済学の話(1)
行動経済学って言葉を聞いたことありますか?
行動経済学は経済学と心理学を合わせた比較的新しい学問ですが、とても面白い学問分野です。
従来の経済学は「人は合理的に行動をする」という前提で研究が進められてきましたが、現実の人間は必ずしも合理的に判断をするとは限りません。
従来の経済学の対象が「常に合理的な行動を取るフィクションの人間」であるなら、行動経済学は「感情によって時に不合理な行動を取る現実の人
マーケティングで使える小ネタ集
今回はこれまで読んだ本などから、私が気に入って現場で使ったり、または常に念頭に置いている”マーケティングに関する名フレーズ(小ネタ)”をいくつか紹介してみたいと思います。
①『ビジネスは「まんじゅう」』
私ができるのは基本的に皮の部分に対しての支援となりますが、前提となるアンコが全然美味しくないのに(失礼!)、皮ばかりに目がいってしまっている相談者は意外に多いです。
なので、アンコが十分美味し
これから創業を考えている人に伝えたいこと
4月、5月は創業相談が多くなります。創業相談といっても、試作開発、技術実証などを終えて本格的に事業の立ち上げを行うスタートアップ企業への相談、などといったの大がかりなものではなく、私が相談にのっているものの多くは個人の飲食店やエステ店等の小規模な個人事業の相談です。
開業すること自体は税務署に開業届を1枚出すだけですので(業種によっては別途、許認可が必要)簡単ですが、事業を継続させることは簡単では
経営コンサルタントという仕事
最近、経営コンサルタントを名乗る方が支援先に出入りし、(私に言わせれば)勝手なことを吹聴して(私に言わせれば)現場を混乱させています。
そこで今回は「経営コンサルタント」について書いてみようと思います。
・無資格で出来る経営コンサルタント
経営コンサルタントは許認可業種ではないためMBAや中小企業診断士などを持ってなくても経営コンサルタントを名乗ることができます。
「オシャレで恰好いい」という
中小企業省力化投資補助金 始まります!
「冷やし中華始めました」っぽい感じで読んでくれたら嬉しい、第2回目のコラムです。
さて、中小企業省力化投資補助金は、IoTやロボットなどの付加価値額向上や生産性向上に効果的な対象設備を「カタログ」から選択・導入した場合に、補助率1/2、上限額200万~1000万(従業員数による)で支給される国の補助金です。
人手不足に悩む中小企業の省力化・省人化対策として期待されています。
対象設備
「券売機
何だったんだ?事業再構築補助金
1回目のコラムタイトルは、昭和世代には懐かしいBARBEE BOYSの名曲「何だったんだ?7DAYS」をオマージュしてみました。
さて、そんなことはどうでもいいのですが、事業再構築補助金とは「コロナで変わった社会環境の変化に対応するために行う事業者の新たな取組みを応援する補助金」で、2021年から始まりました。補助上限額が数千万円と大きいことが特徴です。
しかしながら昨今は国の有識者会議で様々な問