卒業前夜のふたりに会いたい
素晴らしい青春映画に出会えた!
ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー
ジョナ・ヒルの妹であるビーニー・フェルドスタイン演じるモリーの魅力が爆発していた。
製作にウィル・フェレルとアダム・マッケイというアメリカコメディ界の代表格ともいえる二人が名を連ねている。
もうあの二人が愛おしくて愛おしくて!
毒舌で噛みつきあうのではなく、ひたすらに褒め合うっていうのがたまらない。
ロボットダンスまじでなんなんだよ!長いし、下手だし、そのしつこさが面白いし……
あの学校の生徒たちはバカやって、悪口言って、しょうもないんだけど、ただ一つ「ヘイト」だけはしない。
そこに涙が出てしまった。きっとそんな学校はアメリカにもほとんどないはずだ。
彼らの悪口はその人物たちの発言や行動、性格に向けられる。
パーティーに行くとどこにでもいるアイツ(キャリー・フィッシャーの娘さん!)も最高だし、あの演劇に熱中するカップルも素晴らしかった。
車中で「学習」しようとして動画を再生させたら「あの音」が全開になってしまうのにも笑ったし、校長の「カーディB?」の返しもめちゃくちゃ面白かった。そんな曲ねえよ。
パーティーの中で、二人は成長するのではなく一面しか見てこなかった他者の新たな一面を知る、言ってしまえば「目撃者」の立場なのだ。
彼女たちと共に我々も嫌だなと思ってたやつやうざいと思ってたやつのことを想う。
人を想うこと、自分の想像の中に閉じ込めないこと、それが大切なのだ。
また彼女たちに会いたい!
マララ!!!
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