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クィア・アイが泣けすぎる話

昨日友達の前でぼろぼろ泣くくらい、じんじんきました。

見切れてなかったエピソードを今、三連休最終日の夜、あと数時間で出勤という今、見終わって一気にしゃべりたくなってしまいました。はー明日の顔の浮腫が心配。


まずは一言感想

自分の良さを、自分で見つけることって、とっても難しい。

けれど、自分の好きなもの・こと・空気感を大切にするだけで、十分なのかもしれない、と思いました。


クィア・アイは、Netflixオリジナルのドラマで、スーパーファビュラスでクールでチャーミングな5人のスペシャリスト「ファブ5」が、悩みを抱えるひと・自信がないひとをポジティブに変えていく一話完結のドラマです。ファブ5はワイン・フード、ファッション、美容、インテリア、カルチャー、それぞれのスペシャリティを持って、悩める子羊に自信とより大きな愛を持つことの大切さを教えてくれます。教えるにも、悩める子羊の良いところや好みなどを尊重して活かしていくので、より磨きがかかるのです。

ファブ5が笑顔にあふれていて、輝いていて、自分を大切にすること、自分を愛すること、自分を認めることを体現しています。もうその姿だけで最高。

日本版が最高なのは、日本のカルチャーや東京にあるものをとても素敵な形で取り入れてくれているのです。日本の食材を生かしていたり、文化への敬意、そして日本の風潮に対する彼らのポジティブな目線も入っています。「そっか日本にはこんな素敵ポイントもあるのか!」という気づきは、新鮮です。


なかでも、2話目の、超キュートな男の子は、私が知っている子でもあります。

いつも笑顔で明るくて、肌がきれいで、目に光が灯っていて、周りから愛される太陽みたいな方だなと思っています。

そんな彼が、ゲイだというアイデンティティーで悩み、周りの視線を気にし、時に自分のすばらしさを出し切れていないと、感じてしまっていることが驚きでしたし、きらきらしている彼でもそんなことがあるなんてと(勝手に)ショックでした。

ファブ5によってより輝いていく彼の人柄の良さと、持ち前のポジティブさと、受け入れるピュアさが本当に素敵で、気づいたら予告編の時点で涙が止まらなくなっていました。


もちろん他のストーリーも、最高です。

年齢やよく言われることなんか気にせず好きな服を着ること、自分の好きなものを好きだということ、自分の気持ちを伝えること、自分に向き合うこと、自信を持つこと。

いろんなメッセージが各所に散りばめられていて、私に話しかけられているみたいで、大切なことを改めて教えてもらえて、ほんとう涙腺崩壊でした。


思えば、小さい頃。私はプリンセスでした。

母曰く、スノーホワイトを見た次の日には家近くの側溝を覗き込んで4本足のお友達がいないか探していたり、
アリエルを見ているかと思えば、お気に入りのブランケットで両足ぐるぐる巻きにして歌っていたそうです。
プリンセスが好きでしたし、自分がプリンセスだと信じていました。

そして、魔女や妖精など、美しくミステリアスな生き物も好きでした。

小さい頃、母が買い物から帰ってきた途端「ゆうちゃんが悪い子だからママは帰ってこないって。あたしは魔女なの。こわーいわよ」と言われて信じていましたし、
白い肌とくっきりした顔立ちが特徴の祖母は、一瞬で美味しいご飯を作るし、着物を反物から自分で仕立てて手縫いで作っちゃうし、いくら歳を重ねても綺麗なので、この人はやっぱり魔女なんじゃないかと小さい頃から今も信じています。


いつから自分のことを「私はプリンセスだ」と信じられなくなったのか、どうしてなのか分かりませんが、少なくともクィア・アイを見た私はまた少しスペシャルファビュラスプリンセスになれた気がします。

自分を大切にすることと、自分を愛することと、自分を受け入れること。

そして好きなもの・こと・空気感を大切にすること。


目だけで上を見上げた方が可愛いことなんか重々承知だけど、顎を上げて上を見上げた方が空が広いことも知ってる。

真っ赤な口紅が男に、好きな人にすらもウケないことも、私がつけると「人喰ってきた?」って言いたくなることも分かってるけど、
真っ赤な口紅が自信を持たせてくれることも、気分を上げてくれることも知ってる。

「もうちょっと可愛い格好したら」と言われようが、「化粧が濃い」と言われようが、「自信ありそうすぎて近づきにくい」と言われようが、

私が好きな私で居られればいいや!私ハッピーだし。


百聞は一見にしかずだからもうぜひに、みんなハッピーになって!ご自愛なすって!

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https://www.netflix.com/jp/title/81075744

#クィアアイ #クィアアイinJapan #ネトフリ #おすすめ #ファブ5  

(Netflixやクィア・アイのまわしものではありません!笑)

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