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肩関節拘縮の治療順序【第一弾 筋肉編】施術動画付き🎥

始まりました肩関節シリーズ!
肩関節拘縮の治療順序を第一弾〜第三弾まで解説していきます。
1から順に読んでいただければそれが治療順序通りになっていますのでとてもわかりやすいかと考えています。

肩関節の可動域制限や夜間痛などの四十肩、いわゆる肩関節拘縮で悩まれている患者さんが来院することは多々ありますよね。

肩関節は複雑で何を評価しどこを施術すれば良いかわからないなんて事ありませんか?特に結帯動作なんて難しいですよね。
そんな治療家の皆様の力になるために、

今回は肩関節拘縮の評価と治療順序の第一弾としまして【筋肉編】を書いていこうと思います。
第二弾は【第二肩関節編】

第三弾は【関節包編】

これら記事を読むと肩関節拘縮に対してまずどの評価をして、どの治療を選択していくのかが明確になり肩の治療が怖くなくなります!

この記事【筋肉編】ではまず肩関節の筋肉の評価と治療を解説して行くのですが、
結論を言うと筋攣縮や短縮を改善することで動作時痛と可動域制限を軽減させることができます。

筋攣縮と短縮

筋肉の攣縮と短縮についての知識は有料記事でも公開していますが、当記事をご購入していただければ筋攣縮と短縮の記事(980円)無料で当記事に載せて見れるようにしておきます!

それでは筋攣縮と短縮の記事を読んで学んでいきましょう!


筋肉の障害には大きく分けて3つの障害があります。
それは筋肉の【攣縮(れんしゅく)】【短縮】【癒着】です。

これら3つの状態を知っておく必要があるのですが、なぜかというとそれぞれ対処法が違うんです。

攣縮には攣縮の対処法、短縮には短縮の対処法があり、間違えると治療効果が得られません。

今回はこの3つの中の【攣縮】と【短縮】ついて書いていきます。

セラピストであるなら必見の知識なので、まず攣縮、短縮の特徴を箇条書きで書き出してその後どのような状態なのか、そして改善方法を解説していきます。

攣縮(スパズム)の評価


・筋肉や血管が痙攣している状態
・圧痛がある
・収縮時痛がある
・伸長時痛がある
・筋緊張がある

攣縮(スパズム)のメカニズム


筋攣縮は筋肉と血管が痙攣している状態をいいます。
危険なある刺激が加わったことで脊髄反射が起こりα運動ニューロン(筋肉を動かす)に影響し筋肉の攣縮を起こします。

簡単に言うと刺激を受けたことによって筋肉を収縮させる神経が過剰に反応し、筋肉が痙攣の様な収縮を起こしている状態です。

筋攣縮の施術方法 リラクセーション

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