【オススメ書籍】自分の頭で考える読書
Podcast「超相対性理論」でいろんな視点で議論・対話をされているところから興味を持ち、出版されている書籍に興味を持ち、購入。
こちらの本を書かれている荒木さんは、
書籍要約サービスのフライヤーやNOKIOOなどスタートアップ企業のアドバイザーとして関わられたり、
Podcast「超相対性理論」にてお話をされている方。
■この本を読むと良い人
■この本で学べること
■メモ
①時代の変化でキャリアのリセットが起きた時に、抽象化して連続性を意味付けられるか。
サッカーへの野球への転向を余儀なくされたらどう捉えるかというたとえ話が印象的だった。
具体のレイヤーでは、違うスポーツであり、経験はリセットされる。
だが、一歩引いて抽象的なレイヤーで捉え直すと、活かせるものがある、連続しているのだと捉え直すことができるかどうか。
著書曰く、過去を抽象化する力には、どこまでの範囲でどこまでの経験数をもとに抽象化しているかという
妥当性を見極めながら行う必要があり、そのプロセスにおいて読書が役立つとしている。
改めて感じるのは、読書も1つの手段であり、他者との議論、内省する時間だったりを含めて、
いくつか抽象化する手段と機会があるように思う。
ある意味、過去の偉人との議論が読書とも言えるのかもしれない。
②ホチキス担当の悲劇の話。
環境と手段に適応していく重要さの例として出ていた話。
個人としても、組織としても、環境やその時の前提で求められていたことを点検せず、
手段に固執していないか、手段が目的化していないかは自戒の大きい話。
環境や前提が変わらないということは滅多にないので、ある組織の役割、その中の個人の役割等は、
定期的に価値がフラットに点検される仕組みが埋め込まれていることが必要だと感じる。
③読書の3つの切り口:問いを発見、解を知る、既知のリマインド
読書の持つ3つの機能を意識し、その時の自身の状況を見て、ポートフォリオを組むのが良いという。
問いを発見、解を知るような読書体験をするためには、探索が必要。
探索をするためには、一定の関心について探索しやすい抽象度で置いておく必要がある。
△:上司に提案が通らない
●:人を理解するとは何か、良い関係性とは何か、納得感とは何か?等
怠惰な発想としては、
荒木さんのこの本は何の問いを置いている書籍かという一言で表現するような形で、
本が検索できるといーなと思いつつ。
時間軸で分けつつ、自身の興味のわく関心領域における問いをいくつか言語化してみようと思った。
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