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脳のクセを知れば、ちょっとだけ生きやすくなるかもよ。

人の脳ってのは、本当よく出来てるなぁと思う。

情報まみれの現代社会を生きている我々ってば、それなりに情報を取捨選択している。

SNSのレコメンド機能がすげーぜ!なんて言ってるけど、人間様ときたら、勝手に無意識に脳内で必要な情報をカスタマイズしている。

さて、最近の私ときたら、屋根の上の室外機が気になって仕方がない。

お家を建築中なのですが、2階にベランダがないので、エアコンの室外機をどこに置くかで少し悩んでいるからだ。屋根上で①家の正面に置くか②側面に置くか、あるいは③ガレージまでおろすか。

いろんなお家をみては、室外機ばかりに目がいく。こんなにも他人の室外機の置き場所に興味がくる日が来るなんて思いもよらなかった。

***


これ。

「スコトーマの原理」というものらしい。


スコトーマとは、心理的盲点(ギリシャ語)のこと。言い換えると、人間の脳は“自分たちが長く生きていくために、重要なもの以外は見えないようにするという方法を無意識に学んできた”ということです。

人間の脳には、重要度が高いものしか見えなくさせるという特徴があります。“自分がそのときに重要だと感じたものしか認識すらしない”というクセがあるのです。

人は誰しもが、見たいと思っている景色を見ているものです。

https://shigopro-labo.com/street-smart/communication/scotoma/


一言でいえば、人は見たいものしか見てないってこと。

子育てしてる人は、子供のことが気になるし
家探してると不動産の広告が目に入る。
noteばっか触ってたら、noteの友達が気になる。

〇〇したくなったら、〇〇の情報ばかり目に入る。

見ているものは、見えているものではなくて、自分が見たいもの。自分にとって大事なものや都合のいい情報、重要な情報を仕入れてしまう。

っていう脳のクセ。

この原理を頭に入れておけば、ネガティブな時に少し役に立つ。

何かうまくいかないとき、つらいとき、結局は、自分の思い込みに支配されてるだけなのかもしれない。

と客観的に自分を見つめ直す。
一度立ち止まって考え直してみる。

「これって、自分が見たい世界だっけ?」
「なんでこの世界をみたいんだっけ?」

そう思うだけで少し冷静になれるし、ツラいこともバカバカしくなる。イヤなことがあっても、ハイハイと聞き流せるし、ほっとける技術が身につく。

自分にとって、何が重要で、何が重要でないか。そこをはっきりさせたら、世界の見え方を変えることができる。

要するに見たい世界ってのは、自分の意識次第でどうとでもなる。情報を取捨選択するのは、自分自身なのだ。

だからこそ、世界の見え方をつくるのも自分次第。自由に書き換えていけばいい。

今でこそ、家のなんやかんやに目がいく私です。しかし、どうにか家づくりまみれのスコトーマから、おっぱいまみれのスコトーマに戻したい。

脳内をピンクに染めて、いい夢みたい。

そんなことをふと思った次第でありんす。


・こぼれ話

よく自己啓発本に書かれてる引き寄せのなんちゃらとか、鏡のなんちゃらみたいな話です。あれも要するにスコトーマ。誰にでもわかりやすく、化粧した言葉に言い換えられてるだけでスコトーマ。

ま、別に心理学に詳しいわけでもないし、たまたま見てたSNSでなるほどなぁと思ったのをネタにしただけです。そない調べてもないし、色々ツッコミどころ満載のnoteになりましたが、嫌いじゃない考え方でしたので書いちゃいました。


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