散髪屋にて
・ごあいさつ
こんにちは！よよと申します。
関西在住、30代共働きパパです。
暇つぶしにぜひ〜(´∀｀*)
・散髪屋さんにて
仕事終わり、行きつけの散髪屋さんに行った。
美容院に寄せた散髪屋さんともいえるし、
散髪屋さんに寄せた美容院ともいえるお店。
3席しかない小さな店内。
40歳そこそこの散髪屋さん。
とあるプロ野球選手にそっくりだ。
誰に似ているか、はっきりと分からない。
少なくともFA権取得済みの風貌をしている。
＊
ここの散髪屋さんとは、適度にお話を楽しめる関係を築いている。
しかし、ずっと話をするのは、どうも疲れてしまうので、アイドリングの意味も兼ねて、序盤は雑誌を読むことにしている。実際は、読むというより、ページをパラパラと眺めてるだけ。その作業がひと通り終わった頃に会話をスタートさせる。
＊
挨拶を終え、席に案内される。
好みに合わせた雑誌が目の前に置かれている。
この日は、地元のグルメ情報誌を選んだ。
表紙写真のあんかけチャーハンに惹かれた。
美味しそうな写真の脇にお洒落なフォントで”最新中華”と書かれている。
パラパラパラパラ。。。。
ひと通り読み終わり、雑誌を閉じると暗黙の段取り通り散髪屋さんが話しかけてくれる。
💈「どうでした？」
👳♂️「んー・・・。なんかあれやね。小洒落た店多かったわ。」
💈「わかります。」
👳♂️「んー。デートに行くようなとこじゃなしに、ゴリゴリの街中華が見たかったんですけどね〜💦お店のカウンターにスポーツ新聞やフライデーが雑多に置いてあるようなとこ。やし、今回、あんまそそられへんかったわー」
💈「むっちゃわかります。この雑誌、昔そんなことありませんでしたけど、最近、やたらとカタログチックになってるんでよね〜。カラーも可愛すぎて、読んでてもおもろないんですよね〜。やっぱ、なんやかんやでミーツですわ」
👳♂️「ミーツはいつ読んでも、おもろいですよね〜」
ふと、紙面の隅の方に掲載されていた広告が目に入った。今流行りの冷凍餃子無人販売所の広告。
👳♂️「流行ってますよね〜？食べました？」
💈「一度だけ」
👳♂️「どうでした？」
💈「うまかったですよ！まぁ、餃子なんて、絶対美味いんですけど笑💦」
👳♂️「ほんまそれ笑💦てか、結局、王将が1番やと思うんです〜。」
💈「いや、ほんま間違いない💦こんなんいうたら、よよさんに引かれるかもしれないですけど、僕、週１以上王将行きますもん。結局、生餃子買って、家で焼いて食べるんがいっちゃん(1番)美味い。」
👳♂️「ほんまそれですよね〜。結局、餃子が一番ビールに合う」
＊
その後、お互いのオススメ町中華を教え合う。
《💈オススメの町中華『華祥』》
「"卵白あんかけチャーハン"が絶品。ビールも飲んで予算2000円くらいでお腹いっぱいになりますよ〜」
《👳♂️オススメの町中華『楊』》
「名物は"中華風カツ丼"。店内はTHE 町中華。カウンターに雑誌と新聞が雑多に置いてある。よく分からんけど、おそらく縁起のいい中国の置き物が飾られている。ここで飲む瓶ビールは、なぜか美味しく感じる。」
＊
あれやこれやとお話しているとカットが終わる。
とりあえず、床に目をやる。
役目を終えた髪の毛を眺めながら、一言。
「結構切りましたね〜」とボヤく。
「そうですね〜、中の方もだいぶ切りましたからね〜」とボヤき返される。
そして、シャンプーの時間が始まる。
・こぼれ話 〜代用出来そう〜
シャンプーしてもらうときに、顔にファサ〜っと優しくかけてくれる白くて薄いタオル？布？。あれ、マクドの紙ナプキンでも代用出来そう。いや、出来そうってか、多分出来る。
※マクド＝マック＝マクドナルド
《日常エッセイなnoteはこちら》
・最後に一曲
・おわりのことば
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