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絹井愛佳高校卒業記念ライブ(という名のお手紙)

絹井愛佳高校卒業記念ライブ(という名のお手紙)

C;ON(シーオン)のボーカル、絹井愛佳さんのおめでとうライブがあった。
「無事に(なんとか)高校卒業ができたことおめでとう」、そして「3月20日のお誕生日おめでとう」の2つのおめでとうを伝えるライブ。

絹井愛佳さん一応、どんな人かについては昨年のこんな記事を。

広島県出身。豚骨ラーメンとコーラが好き。
カラオケバトルや歌唱王に出てる。
つまり、とても歌が上手い。
話をすると、年相応に元気で可

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水曜日のカンパネラとPOEMと正欲

水曜日のカンパネラとPOEMと正欲

浅井リョウさんの『正欲』という小説を読んだことがあるだろうか。映画化もされているが、小説版とはメッセージの基軸が少しだけ違うように感じる。その小説の書き出しの文を引用した。

映画は様々な性質上、「つながり」に焦点が絞られている。佐々木と夏月の性欲と関係性を中心にストーリーが展開する。

小説版はもう少し鋭く「普通」を抉りにくる。何を軸に抉りにきているか、言葉にするとしたら「愛」だと思う。性愛であ

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10日間の振り返りとマイナマインド

10日間の振り返りとマイナマインド

石川県を離れる仕事を詰め込んで、(1日目の移動日入れて)9日間の遠征をする予定だった。
だけど、マイナマインドさんがどうしても気になって10日目が発生した遠征の振り返り。

4000文字くらいに収めるけど、ジャンプもできるようにしとく。↓

2日目:ジョジョミュ改めクロスボーダーラグビージョジョの奇妙な冒険が好きだ。
5部が1番好きだけど6部もアツい。もちろん3部も好きだ。2部も負けず劣らず面白い

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愛はどこへもいかない(日向ハル生誕祭2024)

愛はどこへもいかない(日向ハル生誕祭2024)

セトリ飾りじゃないのよ涙は/中森明菜
ニュー・アタラクシア/フィロソフィーのダンス
どこまでも ~How Far I'll Go~(モアナと伝説の海より)
ウン・ポコ・ロコ(リメンバー・ミーより)
落日/東京事変

【コラボ】
サンバーント・ロマンス/フィロソフィーのダンス
…恋におちたら/Penthouse

未来予想図Ⅱ/DREAMS COME TRUE
Don't Stop Believin

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「おめでとう」より「ありがとう」が先に。(シーオン6daysとエンタメと)

「おめでとう」より「ありがとう」が先に。(シーオン6daysとエンタメと)

※ほんの少し重くなりそうな文章を、極力軽く書く所存。

※※ツーマン終わりに構成考えてたんだけど、ワンマンラストでふっとんだ!!シーオンさん、メジャーデビューおめでとう!!!

エンタメのイメージエンタ…まで聞くと「エンタの神様」が頭に浮かぶ世代の人間である自分にとって、エンタメはファストフードの消費に近いイメージがある。

エンタの神様やレッドカーペットのショートネタが長く感じるほどに、短い消費

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アイドルの「観客」から「ファン」になった気がした日

アイドルの「観客」から「ファン」になった気がした日

めちゃくちゃ主観だけど残しておきたいと思った。
個人的にそう感じたよということなので色んなファンの形があって当然だし健全だし、正解とか押し付けとかそんなつもりは全くないという前提。

「観客」という言葉の個人的な感覚自分自身はスポーツの現場でも、教育の現場でも、行政の現場でも「観客」を減らそうとしてきたキャリアだなぁと思っている。

ここで言う「観客」とは、サービスを享受することを前提とした受動的

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全員優勝の花束を(サンボ@横アリのセトリと感想と)

全員優勝の花束を(サンボ@横アリのセトリと感想と)

自分は「本当に頑張っているところ」とか、「弱いところ」とか、「可哀想なところ」とかをあまり人に見せたくないと思っている節がある。要するに「ダサいところを見られたくない」というダサさを抱えて生きている。矛盾。

そんな人間が、流れる涙も気にせず、音程もあっているかわからないまま大声で1万1580人と一緒に「愛と平和」を叫んだ夜の話。自分用のセトリメモ。

「0」の記憶スタートの60秒前からスクリーン

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いつか来るその日、最推し以外の表情を見てきっと泣く。〜フィロソフィーのダンスというアーティストについて

いつか来るその日、最推し以外の表情を見てきっと泣く。〜フィロソフィーのダンスというアーティストについて

はじめに2023.08.20 仕事のプロジェクトの一環で、一度も関わったことがなかったアイドルのフェスに演出を学びに行き、そこでフィロソフィーのダンスと出会った。

結局、その後のGratest 5 Party 2023 ツアーで金沢に帰ってきたタイミングでハマり、同ツアーで計8公演に参加することになる。
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基本的には、ざっくりの構成と終わりが見えた状態で文章を書き始めることが多い。今、文章の

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アイドルから学ぶ、場をつくるということ(2)

アイドルから学ぶ、場をつくるということ(2)

かがやきフェスに行った
金沢で行われたアイドルフェス。
1日ずっとはキツそうだし、アイドルの現場ってコールとかあって怖そうだし、何チームか見れたらいいかなと思って参加。
TikTokで気になり、数曲聴いたことがあるFRUITS ZIPPERと、開催地ということでほくりくアイドル部が見れたらいいかなくらいの感覚で席に着いた。

その1発目(正確にはちびっ子のチアみたいなのに続いて2組目)で、「これは

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アイドルから学ぶ、場をつくるということ(1)

アイドルから学ぶ、場をつくるということ(1)

【アイドル現場に行くきっかけの話】

民間企業に就職し、NPOを経て教員になっていたが、30歳になったタイミングで、先生をしていたところから一転、とある教育委員会で教育改革的なことを推進する立場になっている。

先生という職業を選ぶ人は、他の仕事と比較して良くも悪くも「自分が!」という気持ちが強いように思う。
"教師は5者たれ"と言われてきたけど、やっぱり授業の主役が教師側である時代が長かった。

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