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【第18話】 身体のだるさは「ゆったりストレッチ」で解消!?

はじめに
日本人の3分の2近くが生活習慣病で亡くなっています。1
現代における生活習慣病は重大な問題です。
生活習慣病は日々の習慣が積み重ねられたことによって引き起こされます。
つまり、毎日の生活習慣を見直し改善することがこうした疾患の予防につながります。
病気を未然に防ぐためにも、
病気になる前の生活習慣の改善が何より大切です。
しかし、ただ見直すだけでは改善に直結しません。
正しい知識に基づいた健康管理が重要となります。
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気温が高くなってくると、エアコンの使用で
室内外の気温差が生じやすくなります。

その結果、自律神経のバランスが崩れ、
身体のだるさを感じやすくなります。

身体のだるさを解消するものとして 自律神経を整える方法もありますが、
今回はあるモノの流れを良くすることで、 解消する方法をご紹介します。

さて、私たちの身体は6~7割が水でできており、
水なしでは決して生きていけません。

骨や内臓、筋肉が正常に働けるのは、
それらに必要な栄養や、必要のない老廃物を運搬する
「水」のおかげです。

「水」というと、私たちが飲み物や食べ物から
取り入れる水分を思い浮かべることが多いですが、
「血液」も体内の水分のひとつです。


血液は心臓のポンプ作用により、 身体の細胞に必要な栄養分や酸素を
送り届け、老廃物を回収しています。

ただし、血液では回収しきれない老廃物もあります。
それを回収し運んでくれるのが、今回のテーマである 「リンパ液」です。

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リンパ液の流れは変えられる!
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リンパ液は大きな老廃物を回収できる上に、
ウイルスなどをリンパ節という場所でろ過し、
有害物質から身体を守っています。

血液は心臓がポンプになって全身を流れていますが、
リンパ液には心臓のようにポンプの役割を担うものがありません。

そのため、リンパ液は絶えず「自力」で流れています。

その速さは「1秒間に0.5cm」。
一定方向に、ゆっくり流れているのです。

リンパ液が滞る理由は、運動不足・ストレスなど様々な理由がありますが、
結果としてこのリンパ液が滞ると、 身体のだるさや、冷え、むくみ
起こりやすくなります。

このリンパ液を流すためのポイントは3つあります。

1つ目は「鎖骨」で、 

太いリンパ管へ繋がります。
左右の鎖骨のうち、左側に全身の70%の リンパ液が流れ込みます。

そのため、この鎖骨の流れが悪いと、
他の部分を良くしてもリンパが流れきらないのです。

2つ目は「脇の下」です。

特に女性は「振り袖」とも言われる
二の腕は気になる部分ではないでしょうか。
脇の下は腕と身体を繋げる神経が通っています。

リンパ液の流れが良い人は、 脇の下がスッキリしてくぼんでいます。
しかし、この部分の流れが悪いことで 血管やリンパ管が圧迫され、
お餅が入ったように膨らんでしまいます。

そして3つ目は、脚の付け根(鼠径部そけいぶ)です。

恥骨の出っ張りのふもとを触るとへこみがあり、
そこが大腿三角と言われる場所です。

もし、へこみがなく硬くなっている場合は、
下半身の血流やリンパの流れが悪い証です。

「リンパの流れを良くする」というと、 「リンパドレナージュ」のような
手でマッサージする方法もありますが、 そのコツを習得するのは
難しい場合も・・・

そこで今回は、上手にリンパ液を流すための
「3つのポイント」を押さえたストレッチをご紹介します。

簡単なのに、全身のリンパの流れをスムーズにしてくれますよ!

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