『ジャイアント馬場 王道十六文』読みました
『ジャイアント馬場 王道十六文』
著者:ジャイアント馬場
内容紹介
ジャイアント馬場自伝。
ジャンボ鶴田の本を読んだので、だったらジャイアント馬場の本を読もう。
で購入しました。
ジャイアント馬場と言えば、クイズ番組『クイズ世界はSHOW by ショーバイ!!』で早押しクイズに参加しない人、という認識がある。
全日本プロレスも観ていたけれど、ジャイアント馬場の次の、次の世代ぐらいの試合がおもだったので、ジャイアント馬場の試合というものの記憶があまりない。
鈍重でおじいちゃんレスラー、というイメージしかない。
同じような人は多かったと思う。
それがいっぺんしたのが柳澤健氏の著書『1964年のジャイアント馬場』を読んでからだ。
日本のスポーツ選手(プロレスラーをスポーツ選手と捉えるのか、格闘家と捉えるのか、ショーマンと捉えるのか微妙な話で長くなるのでアレだけど)が米国で大金を稼いだのは、他の誰でもない、ジャイアント馬場だっただ。
1964年のジャイアント馬場はそんな本だった。
それだけではなく、若かりしころのジャイアント馬場の試合(YouTuなんちゃらというところで検索してもらえれば観れると思う)を観れば、2mを超す巨体で俊敏に動く姿を観た時は、本当に驚いた。
往年のイメージしかなかったので、本当にすごいレスラーだったんだなと。
しかもこの本きっかけで知ったのだが、ジャイアント馬場は61歳で亡くなっているので、自分のイメージではもっともっと歳を喰っていたと思っていたので、これも驚いた。
生まれ育ちから、巨人軍入団。
それからケガで戦力外通告を受け、プロレス入り。
デビューから海外遠征での活躍などなど、1964年のジャイアント馬場も良作だったけど、
「この自伝のほうが面白いんじゃないのか?」と思ってしまった。
ライバルとされたアントニオ猪木との関係。
さらに師匠である力道山の印象なんかも意外な面を知れた。
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