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結婚とキャリアについて韓国ドラマから考える

「結婚とキャリア」

女性は一度はほとんどの人が抱える悩み。
自分のやりたいことを優先したい気持ちもあるけれど、結婚して子供も産みたい。結婚することはキャリアを犠牲にするから結婚したくない。人によってこの問いに関する答えは様々だ。

私も結婚とキャリアについて最近よく考えるようになった。

『結婚するとなるとそれなりに自分のキャリアに区切りをつける必要がある』『やりたいことを結婚前にすべてやっておく必要があるのではないか?どう考えても時間が足りなすぎる…』『結婚する必要ある?でも、やっぱりしたい』

このような考えがずっと脳内でグルグルしていた。
そんな中今回18アゲインという韓国ドラマを見て、私の中で結婚とキャリアに対する考え方が少し変化した。

ドラマあらすじ

主人公は将来バスケットボール選手になるために毎日部活漬け。しかし、同時に学年でも1位を争うくらい人気がある子と付き合っていた。ある日、彼女が双子を妊娠をしたことをきっかけに、主人公は夢を捨て、結婚という選択をする。

それから18年経ち、37歳になった主人公は仕事はクビになり、家族ともすれ違いの日々が続く。主人公が「あの時バスケットボール選手になっていれば…」と後悔していた時、ひょんなことがきっかけで主人公は18歳に若返える。

若返った主人公は高校の同級生となった娘、息子、さらにアナウンサーという夢をかなえた妻を陰で支えながら、家族が何よりも大切だということを再認識し、再び家族が絆を取り戻していく物語。

主人公が最終回で言った言葉

「バスケで優勝するよりも、子供が立った時の方が嬉しかった。バスケでMVPを取るよりも、子供がパパと言ってくれた時の方が嬉しかった。(中略)あの時の結婚という選択は僕にとって最高の選択だった。」

主人公はプロにスカウトされるほどの腕前を持ったバスケットボール選手で、子供ができてから夢を犠牲にして必死に子供のために働いてきた。

しかし、どんなに再びバスケットボール選手になれるチャンスが巡ってきても家族を優先する人だった。
一見夢を諦めたように見えたけれど、主人公にとっては夢を諦めたのではなく、夢が変わっただけであった。

改めて結婚とキャリアについて考えた

結局基本的なことだが、「自分がどうしたいか、その選択を後悔としないか」が大事だと感じた。当たり前のことを私は忘れていた。

今は愛する人といるよりも自分のキャリアが優先だと感じたらそれは仕事に集中したほうがいいと思うし、自分のキャリアにある程度目途が立っている、又は愛する人と一緒にいたい気持ちが強いなら結婚という選択肢を取っても良い。

失敗してもいい。後悔さえしなければ何でもいい。

後悔だと思ったらそこで終わりだけど、学んだと思ったらまた始められる。

18アゲイン、最終話より

すごくすごく考えさせられたドラマだった。

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