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#40 自分の中に2つの異なる考え方を共存させておくこと

こんにちは!

Twitterでも不定期ではありますが自分の活動を投稿しておりまして、
先日、約1週間の日本高校選抜のデンソーカップへの帯同を終えたところです。

個人的には花粉に苦しませられた大会となりましたが、、(涙)(鼻水)
高校選抜として参加して3年目にして、大学生を相手に初めて1勝することが出来たのは本当に嬉しかったです。

2年に渡りこういった選抜チームに関わるスタッフ(トレーナー)として感じたことが色々あるので、来月のドイツ遠征が終わったらこのnoteでまとめてみたいと思っています。

また、J3リーグが開幕し、WEリーグも再開しました。

引き続き応援宜しくお願いします!

さて、今回は最近よく「個人とチームのあり方」について考える機会があったので、感じたことについて触れてみようと思います。


選手の出した良い成果は、誰のおかげか?


先日気になるツイートを見かけて引用リツイートをさせて頂きました。

遠山さんは、運動環境の整備やトレーナーの育成など多岐に渡りご尽力されており、個人的にもとても尊敬している方です。

継続性というのはトレーニングの原理・原則にもあるように、トレーニングの効果を最大化させるためには欠かせない要素となりますが、

同時にとても難しい部分でもあります。

継続するためには、ツイートでも挙げたように
選手のタイプ(性格)によっても動機が変わるので、
指導する側としても様々なプログラムを提供できるようにしておくことがポイントになりますが、この選手のタイプについては先日の記事でまとめてみたので、もし良かったら覗いてみてください。

さて、話が逸れましたが、今回はこの継続性についての話はメインではなく、
私が今回触れたいのは、

選手やチームが出した良い成果、それは誰のおかげなのか?

の考え方についてです。

結論から言うと、

選手自身のおかげ

です。

先ほど挙げたリツイートさせていただいた内容の通りとなります。
ただし、これだけだとモチベーションが上がらない人もいますよね。
よって、チームの一員として関わる立場の指導者(トレーナー)はもう少し考えておくことがあると思っています。


個人での認識とチームとしての認識は分けて考える


以上のような認識は、指導者(トレーナー)個人としてベースで持っておく必要があるものです。

つまり、良い成果が出せる、出せないのには、外的な要因(トレーニング環境、選手のモチベーションなど)が大きく関わっているのは間違いないけれど、

自分がすぐに変えられないものではなく、まずは自分自身が出来ることにフォーカスするべきである。

ということですね。

めっちゃ大事な姿勢です。

とはいえ、この考え方を発展させてみると、

・選手の成果は選手のおかげ
・チームの成果は監督のおかげ
・成果が出ない(パフォーマンス不良や怪我が出た)のはトレーナーの責任

ということになります。

今までの話の流れからは間違いではないですし、個人の認識としてであれば大切だと思いますが、少し補完しないといけない部分もあると思っています。


チームとしてであれば、主語は「私たち」でありたい


先ほどまで挙げた考え方は、個人ベースでの認識についてでしたが、

やはりチームとして成果を出したいのであれば、

チーム全体を1つの単位として考えていくことも必要だと思います。

同じチームの誰かの成功は、自分のことのように喜び、
同じチームの誰かの失敗も、自分のことのように悲しみ、一緒に改善を試みる

個人的にはこうありたいと思っていますし、
これがチームに関わる醍醐味の1つでもあると思います。

よって、先ほどの個人としての認識とは異なり、

チームや選手の良い成果は関わった人たちみんなのおかげ
チームや選手の成果が出ないことも関わった人たちみんなの責任

ということになります。

選手個人で考えれば、ライバル同士
しかし、チームとして考えれば、かけがえのない仲間
という相対する2つの立場が存在することになりますが、

それは、選手だけでなく

監督
コーチ
主務
トレーナー
フロントスタッフ

など、クラブスタッフ全てに共通して言える部分があります。
もちろんそこには小さなグループがあり、そのグループ(コーチ陣やメディカルスタッフなどそれぞれのチーム)と個人という分け方もできます。

よって、それぞれの立場においても

個人としての認識

と、

チームとしての認識

この2つには異なる捉え方があるので、
どちらか一方の考え方だけでは、苦しいし、上手くいかないですし、どちらもとても大事な考え方だと思っています。
(結果が出るかどうかはまた別の話ですが、、、)


結論


・個人が成長するためには、まず自分自身にベクトルを向けて考えるスタンスは大事

・とはいえそれが全てではなく、チームとしてのあり方も必要

・どちらか一方ではなく、どちらの認識も併せ持っておくことが大事


と、若干雑ではありますが😅まとめてみました。

当たり前のことと言われればそれまでなのですが、

こういったことを言葉だけではなく、

しっかり認識しておくこと、

また、そうするためには組織としてどういった仕組みや人間が必要になるのか

などのマネジメントができると

また色々な景色が見えてくるのではないか?

と感じることがあったので、今回綴ってみました。

これからしばらく続く花粉との闘いに負けないよう、頑張っていきます💪💪

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