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≪Vol.175≫食材は買ったけど、料理の仕方がわからない

僕の会社で外国人観光客をターゲットとした観光事業をしていたり、外国人の就職・転職などの支援をしていると、コロナがまた増えてきているとはいえ、もうコロナ禍に戻りましょう、とはなっていないので、前に進んでいるのではないかと思います。

だから、外国人観光客も増えているし、外国人留学生も増えているし、外国人の採用も増えているし、社会に国際色が出ているようには感じています。

僕の会社は「人材業」を生業としているので、
外国人人材を組織し、育て、送り出す(または事業を請け負い実施する)ような活動が多いです。
ですので、お客さん(消費者)にせよ、従業員にせよ、外国人を受け入れたいという方々と仕事をするのですが、想像しているより苦戦しているイメージではあります。

これはもう一番大事だと言われる「集客」とは違う話で、
「教育」とか「How to」とかの話なので、いくら「集客」を頑張っても、受け入れ態勢が出来ていないと、
現実は「あれれ・・・」となってしまいます。

タイトルにもあるように「料理」に例えるとわかりやすいのですが、
一生懸命「いい食材」は集めてくるのですが、
使う人が「調理」が出来ないので、いい食材だけがそこにある。。。
という状況をよく見かけます。
一般的なお店でもそうなのですが、インバウンドの流れが来て、外国人観光客が来始めているのに「どうやってこの人たちにモノ売るんだっけ??」ってなってしまっているような場合もよく見かけます。

レストランだと、絶対に料理人がいないと成立しないわけですが、
それと同じように外国人受入れも「料理人」が必要で、
とはいえ、「そんな専門家は雇えないよ」ということだと思うので、
少なくとも「料理人が必要」ということだけでもわかっていると全然違うと思います。
「大間の本マグロ仕入れました!」って喜んでいたら、「これ誰が捌くの??」ってなると思うので、「マグロを仕入れるなら、切り身じゃないとダメだな」とか、分かってくると最高です。

というようなシーンが増えてきているので、
外国人観光客がお店に来たとき、どうするんだっけ??とか
外国人が会社に入社してきたのだけど、どうするんだっけ??とか

イメージだけはしてほしいなと思います。
僕もまだまだ勉強中ですけど、参考になることは記載させてもらいます!

今週も最後までありがとうございました!

いただいたサポートは、TOKYO GLOBAL LABという弊社の外国人留学生が日本のインバウンドの課題を解決するための活動に活用させていただき、皆様の役に立つ情報を提供いたします。よろしくお願いします。 https://tokyo-global-lab.com/