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「すごいシャンプー」「TGシャンプー」と呼んでたシャンプーの話。【EP.0】

今、シャンプーを作ってます。
以前から自身のfacebookなんかではちょくちょく情報を小出しにしてて、もう随分時間が経ってしまいましたが、モニター募集して実際に使ってもらってアンケートに協力してもらったり。


本当ならもっと早くに商品のリリースもできてたはずが、製造上の問題やら色々あって、未だ商品化できてません。普通のシャンプーとは違うんで、けっこう大変なんですね。はい。

状況的には、製造問題はクリアして、今ようやくデザインや外観的なものとか、「商品」にするために必要な諸々をカタチにしていってる真っ最中です。

そんな時に、こんなツイートをみて、記事を読んだら、衝撃的なことが。

大河内さんの社名は、Dodici(ドーディチ)。イタリア語で12を意味する言葉です。このロゴがまためちゃ素敵です。

ローマ数字の12→XIIと漢数字の12→十二の見た目がとても近いという個人的大発見をして。

「十二」と「XII」の親和性。いやぁかっこいいです。

名前そのものは違いますが、実は、この開発中のシャンプーやコンディショナーの名前。「12/十二」という名前を付けようとしてたんです。

僕らが考えた「12/十二」はこんな感じです。

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微妙にかぶってる感じです。「XII」との親和性みたいなものは考えてませんでしたが、「十二」が「+=」に見えたり、記号としてもかわいいなと思ってました。

あー、これは、後からこのロゴと名前で商品リリースしたら大河内さんに迷惑かけるかもなーということと、また、パクりだと思わちゃうかもなーという懸念が頭をよぎりました。

なので、思い切って、大河内さんに、TwitterのDMでメッセージを送ったんですね。実は、、、、ということで。 そしたら、、、

メッセージありがとうございます!いつもツイート楽しく拝見しておりますー!
すごい偶然ですね、、!笑
迷惑だなんてとんでもないです!私は全然気にしませんので大丈夫です!お気遣いいただきありがとうございます✨

という返事が.... 大河内さん、ありがとうございます。なんて良い人なんだ。

ちなみに、大河内さんの活躍は、いろんなメディアで拝見させて頂いてて、Twitterもフォローしてました。「私はファッションを売っていない。“纏う文化”を売っている」って、めちゃくちゃカッコいいです。

こういういう偶然も、商品とかブランドにおいては、キャラクターの一つなのかもしれないなと思い、せっかくなので、もうこの機会に、先にブランド名の発表しちゃえ、ということで、大河内さんの先のツイートに絡めて、今回の商品名の公開もちょっと先走り感ありますが、やってしまいました。

僕の便乗リツートさえも、リツートしてこんなメッセージまで。もちろん、会社設立の記念としてプレゼントさせて頂きます!

12/十二の意味

さて、いちおう僕らが「12/十二」という名前を付けた理由みたいなものも説明しておきます。

大河内さんの社名に込めた12の意味。そのまま引用したいぐらいですが、このブランドに「12/十二」という言葉を持ってきたのにも、色んな意味はあります。

1)髪の適切な水分量が12%(ぐらいと言われてる)
2)「十二」と書くと、「+=」に見える。このブランドをあなたの生活プラス(+)すると、、、?(=) みたいな意味合い
3)生活に根付く数値(この辺は、大河内さんが語られてることでほぼ全て)
4)「住に」とも書き換えられる。皆の生活に根付くブランドでありたいという想い
5)本社があるのは「八尾」=「8」。同じ八尾企業で、最近話題の藤田金属さんが出されたフライパンの名前が「十(ジュウ)」。8、10と来たら、次は12だろうと(完全なこじつけ)

みたいな色々な意味も含めて、「12/十二」という名前を付けました。もちろん名前をつけてから、あ、こんな意味合いもあるなと、発見したものもあります。言ってみれば、後付け。でも、良い名前って、そういうものかなと思ってて、色んな意味が広がっていくので、僕はこの名前が気にいってます。

商品とか商品発売とかリリースの方法とか...

そんなこんなで、「12/十二」のイメージを先に公開しちゃったわけですが、実は、まだモノは出来てません。

生身は完成してて、いちおう製造上のスケールアップも目途がついてはいるんですが、まだ、容器やパッケージ、あと「商品」にするための様々なものが追い付いてない状態だったりするわけです。

そんな状態で、名前だけ先に公開しちゃうというのは、従来の商品開発やリリースのスタイルとは違います。

まぁ、それも固定観念といえば固定観念なのですが、僕自身が商品の在り方とか、商品がリリースされることとはどういうことか、みたいな固定観念にかなり毒されてるなぁと最近感じていたんですね。

今まで、そうすべきだと考えたやり方とか、そうするものだと思い込んでた方法って、実はものすごく古い時代のやり方なんじゃないかなと。そんな疑問に逡巡してるところだったわけです。

なので、予期していたことではなかったですが、この偶然に便乗して、一足先にブランドのイメージや名前だけでも先に公にしてしまおうと決めました。

長くなりすぎるので、この続きは改めて別でまとめようと思います。

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