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英会話とゴルフ能力


伝えようとする事の大切さ

僕自身が海外にゴルフ留学して、現地で練習しながら、ミニツアーに出場して海外の選手とラウンドしたり、留学エージェント業の中で実感したことなのですが、英語力はもちろん高いに越したとはないのですが、一番大事なのは「一生懸命」伝えようとすること。

当たり前の事を言ってるかもしれませんが、これが留学や英会話のレッスンでぶち当たる最初の壁。日本の教育のせいなのか、国民性なのか分かりませんが、とにかく間違った表現や、発音を事を恐れる人が多いです。

留学の相談をして頂いた、大半のご両親が、留学の前にお子さんの英語力を上げてから、留学させようとします。もちろんきちんと、準備するのは素晴らしいことですが、「水泳教室に入る前に、泳ぎ方を習ってきます。」みたいな、とんち話に感じるのは僕だけでしょうか?

ぶっちゃけ、苦しい思いや、自分の欲求を母国語のように伝えられなくてもどかしい。そんな状況だからこそ、成長があるし「英語やるしかないな」って思えるのです。

まぁ中にはそれが嫌になって、日本人同士でつるんで、数年たっても英語力がつかず、何しに行ってたの?って人もざらにいます。

間違いに不寛容な日本人

世相を斬るつもりはありませんが、昨今ネットで見聞きするニュースや、コメント欄を不意に見てしまうと、他人が不倫している事や間違いを犯した人に対して、尋常じゃないほど批判する人をよく見ます。

それとリンクする話か分かりませんが、英語を話すときに、ミスする事を異常に恥ずかしがったり、恐れる人がと~っても多い。

逆の立場になって考えてみて~、外国人に、一生懸命日本語で話してこられてきたとして~、それが間違った文法だったり、発音だったとしたら、それおかしいぞ!とか変な日本語って思うって認められるか~?

かまいたち構文すみません(笑)

冗談はさておき、必死に日本語で伝えようとしてくる人に対して、好感は持てども、馬鹿にしたり貶すことはしないはずです。それなのに、自分が英語を話すときは、そのように思えないのです。

ゴルフ能力と適応能力

ここからは、ゴルフと関連した話ですが、レッスンをしていて感じることは、完璧主義の人が多すぎる。アマチュアの方の思い込みで、とても多いのが「キレイなスイング」をして「まっすぐなボール」を打つことが正しいと思い込むバイアス。

この際、何がキレイでといった定義は考えませんが、イメージとしては「アダム・スコット」や「中島啓太」の様な誰から見てもオーソドックスで、オンプレーンのスイングをイメージしている人が多いようです。

ここで一度考えてみてほしいのですが、”スイング”は手段であり目的ではないはずです。同様に言語というのも、手段です。スイングはターゲットに対してボールを運ぶという手段。言語は相手に気持ちや要求を伝える手段。

ゴルフには「スコア」という結果が現れます。個人的にはこの”結果”に囚われて過程を疎かにしてほしくはありませんが、スコアメイク、ゲームメイクが上手な人は「手段」と「目的」をちゃんと分けて考えられている人が多い気がします。

英語力ほぼゼロで渡米したジュニアの子が、最初はホームシックになりながら、必死につたない英語を使い半年もしたら、ペラペラしゃべっているなんてことは、10代の特に前半で留学すると、珍しいことではないです。こういう子はゴルフのゲームに対する考えの柔軟性も高いですし、もちろんコーチの話す言葉は英語ですから、理解力も高まって、より完成度の高いゴルフを目指せる可能性がグッと上がります。

日本と異なるゴルフ用語と表現

最後に英語圏では、日本で使ってるゴルフ用語や表現が少し異なります。
僕たちの使ってる用語が不正解というわけでは、ありませんが、知っておいて損は無いと思うので、以下の一例をご参照ください。

  • アゲインスト:In to the wind 

  • フォロー:Down the wind

  • 逆目:In to the green

  • 順目:down the green

まだまだいっぱいありますが、今日はこんなところで😆

ゆうが


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