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自分の殻を破る音

こんにちは
こころ癒しカウンセラーゆうすけです♨️

カウンセラーのカウンセラーをしています。

駆け出しカウンセラーさんの
才能を発掘し自信に育てる
お手伝いをしたり

既にカウンセラーとして
活躍されてる方にも
ご自身のカウンセリングの力を
再認識していただくセッションをしています✨

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先日読書会に参加しました。
 
課題本は二冊

チーズはどこへ消えた?


迷路の外にはなにがある?
 


「チーズは~」の方は
20年前にブームになって

最近では大谷翔平が
愛読していることが話題になりました。
 
「迷路~」の方は
「チーズ~」の発売の
約20年後に発表された続編です。
 
主な登場人物は
二人の小人
ヘムとホー

2匹のネズミ
スニッフとスカリー
 

迷路の中に大量にチーズがあり
全員その恩恵をうけていたが
ある日突然チーズが消える。
 
変化にすぐに対応して
チーズを探しに行くネズミ。
 
変化が受け入れられず
不満をもらす小人。
 
そのうち
危機感を感じたホーが
行動を起こし

恐怖と不安を乗り越えて
1人でチーズを探す旅に出る。
 
というのが「チーズ~」のあらすじ。
 
その後のお話が「迷路~」です。
 
いつまでも変化を受け入れられず
行動できずにいたヘム。

生命の危機を感じて
ようやくチーズを探すために
行動を起こす。
 
その途中で
迷路の住人「ホープ」に出会い

ともに迷路の外へ脱出するため
冒険を始める。
 
というのが
ざっくりとしたあらすじです。
 
 
読書会で
この本をテーマに話す中で
参加者のある「問い」が
心にひっかかりました。
 

「人はどんな時期にたくさんの気づきを得るのか?」


「チーズ~」の中のホーも
「迷路~」の中のヘムも
探検の中での気づきを
壁に貼っていきます。
 
例えば

*新しい方向に進めば新しいチーズがみつかる

*恐怖を乗り越えれば楽な気持ちになる

*あなたとあなたの信念はイコールではない

*あなたは自分の信念を選ぶことができる


などです。
 

人生の豊さは
気づきの多さに比例する

とも言いますが
 
時に
人生のある時期において

短期集中的に
多くのの気づきを得ることがあります。
 
この本の中のホーとヘムもそうです。
 
どういう状況で
その様な変化が起きるのでしょうか?

 
それは

勇気を出して
自分の殻を破り
自分の世界を広げようとしているとき


です。



です。
 
自分から見える世界は
大きく二つに分かれます。
 
知っている世界



知らない世界
 
です。
 
そして
自分が知っている世界と
自分が知らない世界の間には

殻があります。
 
自分の知っている世界(コンフォートゾーン)から
自分が知らない世界に飛び出して
世界を広げようとするならば

その殻を
自分で破らなくてはなりません。
 
自分の殻とは

今までの自分を守ってくれていたもの。
 
外の世界に出たくなったら

今まで自分を守ってくれていた殻を
自分で破るしかない。
 
中に居たいときには守ってくれているもので

外に出たいときには障害に感じるもの。
 
それが自分の殻です。
 


今までの安心を
自ら破るわけですから
不安で当たり前です。
 
既知の世界から
未知の世界に
飛び出す意欲を持ったとき
 
人はたくさんの気づきを得ます。
 
この時の気づきが
自分の殻を破るの音
です。

今までしてこなかったことをして

今まで知らなかったことを知るわけですから

当然沢山の気づきが
自分の周りで
音を奏でます
 
「チーズ」も「迷路」も

自分のコンフォートゾーンを抜け出す時のと音が
たくさんの気づきとなって
物語を彩っていました。
 

そして、僕にも

自分の殻を破って世界を広げた経験

があります。
 
それは

自分のセクシュアリティを
カミングアウトした時

です。
 
僕はセクシャルマイノリティの
当事者(男性同性愛者)です。
 
そのことは
長年隠して生きてきました。
 

カミングアウトしたら

みんなに嫌われて独りぼっちになるのではないか…

今までの居場所に居られなくなるのではないか…

今まで作ってきた大切なものが全部崩れるのではないか…


 
不安と恐怖しかなくて
「カミングアウトしたら死ぬ」
と思っていました。
 

自分のことを
隠しながら生きていくのは
しんどいかったですが
 
それでも
カミングアウトできなかったのは
 
自分を隠して生きるしんどさより
 
自分のことを打ち明ける恐怖の方が
勝っていたから

です。
 

しかし
「カミングアウトしたら死ぬ」
と思いながら
40年近く生きて
ふと思ったのです。
 

カミングアウトしない世界のことは十分知った…
 
カミングアウトした後の世界をみてみたい…
 
死ぬかもしれないけど、世界と、仲間とつながりたい!

 

僕の中で
外の世界を知りたい意欲が湧いた瞬間です。
 
その瞬間から
僕の目は外に向き始め
 
先人たち
(先にカミングアウトをしている人たち)
の姿に感銘を受け

決死の勇気でLGBTQの当事者の集いに参加しました。
 
そこでわかったのは
 
カミングアウトしても死なないんだ…

ということ。
 
むしろ

一人で閉じこもっているより楽なんだ…

ということ。
 
そして

世界は広いんだ…

ということも知りました。
 

人と出会い
人とつながり
仲間ができて
 
新しいことを知り
僕のことも知ってもらって
たくさんの気づきを得えました。
 



この経験が今では
僕の生きるチカラになっています。
 
 
今でも知らない世界に飛び出そうとする時は
めちゃくちゃ勇気が必要です。
 
でも
そのたびに思い出すのが
この

カミングアウトを通じて
自分の殻を破り
世界を広げた経験

です。
 
死ぬほど怖いけど
死にはしなかった経験
 
この経験が僕に勇気を与えてくれます。
 
 
知っている世界から
知らない世界へ
 
自分の殻を破って
知らない世界へ飛び出したい
という意欲を持った瞬間から

その殻を破る音が
たくさんの気づきとなって
人生を彩り始める。
 
その時
殻を厚ければ暑いほど
殻を破る音も大きくなります。

恐怖や不安が
大きければ大きいほど
その気づきも大きくなるのです。
 
そして
その経験が
その先の人生を歩む勇気になる。
 
僕が今回の読書会を通じて思い出したことです。
 
これも僕が読書会という
新たな世界に足を踏み入れたから

その一歩分の世界が広がった
ということですね✨

未知への不安が
勇気に変わることを知っていれば

1歩を踏み出そうと思う瞬間から
未来が始っているという
お話でした。

追記:
お友達のさーちゃんが
この記事を読んで
文章を書いてくれました
そちらもぜひご覧下さい


最後までお読みいただきありがとうございました!


僕が提供している
カウンセリングでも
自分でも知らない自分を知るお手伝いや

殻を破りたいときに必要な
勇気を発掘するお手伝いをしています。

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