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日本の地方都市と海外の地方都市移住の共通点&メリット

考えてみたら私は東京出身でずっと東京にいたが、高校卒業後海外に移住したらその国の首都は選ばず地方都市ばかりに住んでいる。一旦日本に帰国しても沖縄の離島や山口県の岩国市などに住み首都に住む意味すらコロナ前から感じなくなっていた。

多くの人が首都に集中し海外移住でもそれは例外ではないが何故私は首都を選ばないのか?ふと共通点があるのではないかと思いついたので今回はこれをまとめてみようと思います。

首都では勝ち目がない気がする

私が移住先を選ぶ最重要要素としてそこで仕事をしオンリーワンまたはナンバーワンになれるかを考える。

当然首都にはいろいろな人が集まり優秀な人が集まり、競争が生まれる。

血気盛んで競争に勝って昇りつめていきたいという人なら良いが残念ながら私は昔からそうは思わなく、むしろあまり闘いたくない。

人がやらないこと、考えつかないことを人がやっていない場所でやりオンリーワンになるのが好き。

そうなると実家は首都なんだが首都からどうしても離れたくなる

これは何もビジネスだけでなく人間関係でも学校とかでも当てはまり、沢山人がいる所でもまれるよりものんびりと穏やかに自分の個性ややりたいことがやれる場所、あまり干渉されない所となると都会ではなく田舎になる。

地方に身を潜め都会で何かあったら駆けつけるという白洲次郎が体現していたイギリスのカントリージェントルマンというスタイルに同感できる。

地方都市移住のデメリット

今までいろいろな地方都市に国外問わず住んできたが、首都生まれ首都育ちの私が思う地方都市移住のデメリットはいろいろあるが、今思いつくのは人間関係の距離感の難しさ、住む世界の狭さと刺激の少なさではないかと思う。

すでに出来上がっているわりと小さな世界に入っていかないといけなくよそ者として最初は接しなければいけなくそれは相当うまくやらない限りずっと付いてまわる。

ただ海外の場合は特にやりやすいがこちらが開き直りよそ者として、わからないものとしていればやりやすいことも結構多い。

人間関係も自分で上手く距離感をコントロールできれば良いし、どこにいても自分の世界を作ってしまえばいろいろな面で地方の方が環境も良いし物価も安いしやりやすい。

たまに都会に出れる状況を作り、都会で頑張っている友人などと会い情報交換したり刺激を貰い、旅行のようにいろいろ貪欲に見て周り都会のトレンドを吸収出来れば刺激エネルギーを充電できまた地方に戻っても頑張れる。

ドゥマゲッティのベルタワー

地方都市を選ぶ理由

地方都市で暮らすメリットは①環境が良いこと②物価が安いこと③様々なことの難易度が低いこと④治安が良いこと⑤ゆったりと穏やかな暮らしがしやすいこと⑥人脈が広がりやすいことなどなどだと私の場合は思います。

仕事は少なく自分で積極的に見つけたり、生み出していかないといけないのは海外でも国内でも同じですが、都会にいるように稼げれば何故都会を選ぶかの理由がほとんどなくなると私は思ってしまいます。

上手く振舞えればそこの土地にうまく溶け込めれば地方の方がチャンスはより多いような気さえしていて、私がコロナ前に住んでいたフィリピンの地方都市では州知事や市長達は大体面識があり連絡先も交換していたし、その街で一番権力を持っていた国会議員とはビジネスをしたりプライベートで出会うことも度々あった。

困ったり、相談事や大きな仕事があるとその街の有力者の誰かに連絡してすぐに助けてもらえていたのでなかなか都会ではそういうことはできない。

地方都市

まとめ

最初のハードルさえ上手く乗り越えられれば地方都市への移住は人によってはメリットが多く都会では得られない豊かな生活が送れるかもしれない。

何よりも自分に合う環境を自分で考え選ぶというのが大切だと思う。

住む環境を優先するために仕事を変えたり、選ぶというのもあるし、そもそも本来は住む環境も仕事も付き合う人も自分で選べると思う。

テクノロジーの進化と共に人間の考え方も進み人類は進化してきているはずである。
進化している人類であればより豊かになっていくはず、それが人間が社会という概念を生み出し仕事をビジネスをしている本当の目的なのではないか?

それならば自らが求める自分の好きな環境に住み、したい仕事をし、好きな人達と付き合い、好きなことをするという選択ができるはずだ。

僕はこの先も自分が住みたい環境を求め、したい仕事をし、好きな友人達と繋がり、仕事以外でも好きなことをし続ける、それは何も一つの環境に限らず複数の環境でも良いわけで僕の場合は一つの環境にずっと居続けると飽きてしまうので複数を選ぶ。

その中でも地方都市の方が単純に僕には合うし面白いしコスパが良いので今回はお勧めしてみた。

私のただ単純な好みの話だったのかもしれないがここまで長くお付き合いいただきありがとうございました。

            山口県岩国市の清流錦川の近くより


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