見出し画像

精神的にイライラしないためには、低糖質食をお勧めします。👨‍⚕️

 みなさん!イラついていませんか?多分、多くの人たちは、今の日本にイラついていると思います。環境からのストレスもあるでしょう。
しかし、ストレスをどうとらえるかは、人によって異なりますよね。
同じストレスでも、人によって反応の仕方は、異なります。

 特に、若い人たちの中には、すぐに切れる人が、いや、中高年の中にもすぐ切れる迷惑おやじがいます。迷惑おやじや迷惑おばさんの顔を見てください。 目の横あたりに、シミができていませんか?そうです。糖質過多の食事が、シミの原因です。(シミは、コラーゲンというタンパク質に糖質がくっいて糖化や酸化を受けてできている)
(シミだけではありません。この人たちは、感情の起伏が激しい可能性があります。個人的意見です)

 なぜ、糖質過多の食事をすると、イライラしたり、切れやすくなったりするのでしょうか?それは、血糖値の急激な変動が、ホルモン(攻撃 逃避ホルモン)の急激な変動を起こすからです。いつもは、おとなしい子供が、少しのストレスで、想像もできない行動にでる可能性があります。
答えがひとつの日本のエリートは、すぐ家庭環境だとか、教育の問題を持ち出しますが、人間の体のような複雑系は、答えはひとつとは、限らないのです。

 日本の医学書には、書かれていないそうですが、外国の医学書に低血糖症という疾患があるようです。

 GI(グリセミックインデクス)という、食後に血糖値がどれくらい上昇するかの度合いを比較する指標がありますが、GIの高いものを食べると、急激に血糖値(血管の中の糖質)が上昇します。それを下げるために、唯一、体の中で、血糖値を下げるインスリンが、多量に分泌されるのです。
 多くの人は、正常の血糖値で落ち着くのですが、正常の血糖値から、さらに、血糖値が下がると、血糖値を上げようとするホルモンが総動員とされるそうです。5-6種類ぐらいのホルモンが、いっせいに分泌されます。

😂(余談)血糖を下げるホルモンは、唯一インスリンのみで、血糖を上げるホルモンは、何種類もあると言う事は、そもそも、人の体は、高糖質食を取るようにはできていない可能性があります。

 その中には、アドレナリン ノルアドレナリンという、かつて、攻撃 逃避の判断の際に分泌されたホルモンも入っています。だから、イラついたり、相手に攻撃を仕掛けたりする可能性があるのです。
 (あくまで、イラつく原因のひとつの可能性であり、イラつきのすべての原因ではありません。)

低血糖症が、攻撃逃避ホルモンを分泌させて、イラつかせる可能性がある。


私は、海馬(記憶の脳)の神経細胞のエネルギー不足で起こり始める、軽度認知障害(MCI)の人たちに、まずは、低血糖食を勧めていますが、そこで気づいたことがあります。
 患者さんの感情の起伏が少なくなり、性格が穏やかになると言う事です。夫婦げんかの回数は、確実に減ります。また、夜間せん妄や怒りの感情も減ってきます。

 現代社会で、減らない、いじめも社会問題になっていますが、いじめる側の食事を見直してはどうでしょうか?これは、私の想像ですが、おそらくいじめる側の子供たちは、GI(グリセミックインデックス)の高い、パンやお菓子、ジャンクフード、果糖ブドウ糖液糖のたっぷり入った、清涼飲料水を常に飲んでいるはずです。(GI値の高いものを日常的に、習慣的に食べている可能性があります)

 アメリカの5000人ぐらい入所している少年院で、通常少年院を出所した人たちの社会復帰率は、15%ぐらいであったものが、ジャンクフードをやめて、自然食にかえたところ、社会復帰率が50%近くになったという話を何らかの本で読んだ記憶があります。

 人間は、自分が動物であることを忘れてしまっていますが、体も脳も、食べたものでできています。その食べたものが、悪いものであれば、行動も必ず、変化します。麻薬を使用すると、異常行動が起こるように、少量であれば、良いものも多量に取れば、悪いものになります。それは、糖質です。
 今の日本人は、糖質が多いものを日常的に、習慣的に食べています。
このままでは、生活習慣病が蔓延し、異常行動を起こす人たちであふれることになるでしょう。(警告)

 糖尿病でない、いつもイライラしている人たちへ、一度、野菜とタンパク質を充分に食べ、炭水化物や糖質の多いものをひかえてみてください。
きっと、精神的な落ち着きが出てくるとおもいます。
(あくまで、私の経験です)

※糖尿病治療を受けている患者さんは、低糖質食をしてはいけません。
多くの治療が、インスリンの分泌を増やして、血糖(血管の中の糖)を下げる治療になっています。糖質を制限すると低血糖症を起こし、死亡事故に繋がりますので、しないでくださいね。

 


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?