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外出先で親と話さずゲームをしている子どもについて

自分が大学生くらいの時には正直軽蔑していました。

子どもに対してでなく主にそんな子どもの親に対して

「どういうしつけをしているのか?」と疑いの眼差しを向けていました。

せっかくに休日に家族水入らずでの外出。
親と子どものコミュニケーションにはもってこい。
そこで良好な親子関係が築かれるのに、、、

と結婚もしていない若造が気取った感じで思っていました。

〜そして10年後〜

時は令和3年。3歳の息子を持った今ならわかります。

「あっ、、そうか、、外出先だからゲームさせるのか、、、」と

腹落ち、同意、納得、共感。

もう、ごめんなさいと、あの頃軽蔑の目でみていた家族に土下座して謝りたいです。「あなたたちは何も悪くなかったです」と。

育児=自分の時間を子どもに捧げるということ

育児というものは、そのほとんどが外部からは見えません。

朝のドタバタ劇も、
夕方の公園行く行かない争いも、
夜ご飯食べてくれない事変も、
就寝時のまだ遊びたい抗争も、

その全ては外部からは見えず家庭内部での出来事になります。

そうです。

当然ですが世の中の親はこれでもかというくらい
我が子たちと密に関わっているのです。

家で子どもと一緒にいるときは、
その時間の95%を子どもに捧げているはずです。

これ独身の時や子どもがいない時は全然想像できないと思います。

例えるなら束縛がちな彼氏・彼女の目が黒いうちはスマホも触流ことができず、永遠に話相手にならなければならないということです。

言いたくありませんが、息が詰まります、、、

「外出先では楽しみたい」という親の願望

平日を駆け抜けた先にある週末の休日。

親としてもどこかに外出してリフレッシュのひとつくらい
したいと思ってもバチは当たらないはずです。

ただ、そこには世界に好奇心無限大の子どもがついてきます。

「僕も触りたい!」
「私はあっちに行きたい!」
「早くおうちに帰ろうよ!」

空気を読むことを知らない(必要ない)彼等・彼女等は自由の化身です。

そんな人智を超えた存在の行動に気を取られていては
親は「外出を楽しむ」ということがまず不可能。無理です。

すると、そんな状況に困った親たちは漏れなくこう考えます。
「子どもに振り回されることなく自分のペースで動きたい」と。

何か子どもたちが大人しくなる方法はないか?
どうにかして自分の目が他に向いていても大丈夫にならないか?

あっ!あるじゃないか!
やめろと言ってもやめないくらい子どもが熱中するものが!!

外出している時は子どもにゲームさせよう!
そうすれば自分たちは思う存分外出を楽しめるはずだ!!

Q .E.D

育児をもっと社会的にしよう、理解を深めよう

世間の親御様たち、僕はあなた方の気持ちが痛いほどよくわかります。

子どもを2人連れて公園え遊んでいるお父さんに拍手
新生児を抱っこ紐で抱えながら買い物をしているお母さんに拍手
毎日、笑顔で子どもと向き合っている親御様にスタンディングオベーション

世界の子育て世代がもっと幸せになりますように。
任○堂がこれからも面白いゲームを開発し続けてくれますように。

ありがとうございました。

※要約
子どもは可愛いし、愛しいけど
たまには親が楽しむ時間ぐらいあってもいいんじゃない?

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