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役者の営業活動で必要なものって何だろう

昔パリのドミトリーで出会ったひとはモデルでした。「今日パリに来てbookを見せにロンドンのエージェンシーに行って」と話してて、モデルの営業って足で稼ぐんやなぁこのご時世でも。でもだからこそ価値があるんだろうし百聞は一見にしかずというのはこういうことなんだろうなと思った。

ちなみにその彼女のインスタはsuper coolチョーイカシテルので是非見て欲しいところ。

モデルの営業道具とやらは何がいるのか調べてみた

「ブック」ってのが聞き慣れない言葉なのでなんぞやと思って調べてみたら、モデルと役者は全然違うなーという印象。テレビでパリコレ目指す高校生の番組とかもやってたし。

《モデルの営業道具こんな感じ?》

○ コンポジット:プロフィール写真の載ってるシート。写真に特化した履歴書という印象
○ ブック:過去の仕事履歴をまとめたファイル。美大生的に言う所のポートフォリオ。これは私も持ち歩いてたわ。

で、スーパーモデルといわれる人たちの事務所を検索してみるとページにはこの2つに加えて、

○ 動画資料 比較的シンプルな格好でぐるっと回ってるやつ&映像の仕事歴
○ ポラロイド 素の状態っぽい写真

とか載ってたりする。

🔻こんな感じ


小劇場レベルのフリーの役者で参考にできるか考えてみた

とりあえずプロフィールをペラ1にまとめるということは真似できそう。
しかし過去の仕事の写真…と言いたいところだけどいかんせん基本は動いているのが役者。静止画像だと限界がありすぎる!
ここは動画資料プラス役のときの舞台写真がもらえれば良い感じではないかな?という印象。もちろん団体との交渉次第(権利がらみはクリアにする必要があるし)データでもらえなくても何か見せたい!となった時に団体側がアップしてるリンク先を把握しておく、だけでも違うかも。リンク切れしてないかも忘れずに。

うむ、こう思うと役者の営業道具のための素材集めは難しい。
記録動画や写真を撮ってない団体は多いし、団体レベルでも素材確保は難航するのにましてや客演の為にそこまではやりませんという団体も多そう。というか、写真は客演にはやらんと言い切った団体もあったわ。まあそれもわからんではないけど、多くの団体は自分のところで手一杯。そもそもそこまで気が回らないだろうなー。
win-winの落とし所は極論課金やけど、その前に考え方からですね。

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