試着室で「あれ、、、?」と思ったら、まずこれをやろう。
皆さんがじぶんの体型、体重、見た目を意識するタイミングって、いつですか?
トイレや洗面所の鏡であったり、街中のショーウィンドウだったり、試着室の中だったり。
大方、普段見えていないじぶん自身を見る瞬間ではないでしょうか。
もしくは、試着室でこれまで着ていたサイズが着づらかったり、衣替えで久々に着る服のフィット感がちょっと違う、といったタイミングでも、じぶんの体型、体重、見た目を意識するかもしれません。
上記に挙げたようなタイミングで、「あれ?」と思ったあと、じわじわと体型や体重に不安感が生まれたら、まずやってほしいことをお伝えしていきます。
生活習慣を可視化
「痩せなきゃ!!!」と思ったときこそ、まず冷静にいきましょう。
現状把握ができないと、何をどう改善し、行動していけばいいのかわかりません。
そこでやっていただきたいのは、「生活習慣の可視化」です。
具体的には最低でも次の3点をメモに取ってみたり、アプリに記録していってみてください。
・起床時間、就寝時間→睡眠時間の把握
・体重の記録→現在の数字を把握(怖いけどね!)
・食事の記録→どんな種類のものを食べているのか把握
めちゃくちゃハードル下げてます。笑
何時に起きて、何時に寝て、何食べてるか?
そしてスタートの体重、体脂肪率(これは目安でしかないですが)も知っておくこと。
食事9割、運動1割という言葉がありますが、大体は無意識になり過ぎている食事がネックになってくるので、まずはこの3点だけを把握できれば上出来です。
その他の項目もチェックができれば良いですが、まずは現状把握が継続的にできるようにハードルを下げておくのも大事です。
ただ、巷にはレコーティングダイエット用のノートなども販売されているので、気に入ったものを購入して使ってみるのもおすすめです。
↑一番最初に私が使ったものです。
もうちょっとおしゃれなダイエットノートです。
本島さんの書籍はダイエット初心者に特におすすめです。
私もかなりお世話になりました!
食習慣をセレクト
現状把握として、どんな食事をしているのか把握できたら「食習慣の選択」が次のステップです。
今となっては、「糖質オフ」「ケトジェニック」「16時間断食」などなど、いろんな食習慣が存在しています。
じぶんのライフスタイルや、食事の後のお腹の感覚(=消化力)に合わせて、無理なく続けられるものを選ぶ段階です。
ただし気をつけてほしいことが一つ。
「これを選んだからこの食習慣しかしない!」という固執は禁物です。
ライフスタイルも違えば、体質も違うのが人体。
ひとつの食習慣を選んだから変更してはいけない、ということはありません。
まずは1ヶ月以内を目安にひとつの食習慣を試してみて、日々の身体の軽さや気分の良さ、実際に体重の変化などをみながら、セレクトを変更していくことも可能です。
うまくいかなければ変えればいい。
うまくいっているなら、もう少し続けてみたらいい。
「ダイエット」は痩せて終わりではなく、死ぬまでの間に快適な心と身体でいるための生活習慣を定着させることなので、長い目で見ていくことが大事です。
運動をセレクト
これは最初のうちはオプションでいいです。笑
今のご時世、YouTubeやInstagramなどSNSを調べればいくらでもエクササイズ動画は出てきます。
ガチで1時間やるタイプとか、1日5分〜15分とか、ボリュームや強度、レベルも色々あります。
余裕があるなら1日5分からスタートできるエクササイズをやってみてもいいですが、「さあやるぞ!!!」と意気込み過ぎても続かないので、最初のうちは、どんな運動をするか?という決断はしてもしなくてもOKです。
ただ、日常生活の中でひと駅歩いてみるとか、エスカレーターやエレベーターをすぐ使う生活であったなら、ちょっと階段を登ってみるとか、できるところから徐々に運動量を増やしていくといいです。
私が好きなYouTubeチャンネルを載せておきますが、あくまでも参考程度です。
もし運動もチャレンジしてみる!という気持ちと余裕があれば是非。
生活習慣をカスタマイズ
さてさて、
「生活習慣の可視化」
「食習慣のセレクト」
「運動のセレクト」(オプション)
これらができたら、あとは無理なく続けられるように日常生活の中にそれらの習慣を組み込んでいくだけです。
ガッチリ固めてしまうとあとあと苦しくなるので、まずはスモールステップを意識することがポイント。
例えば、睡眠時間を7時間は難しくても、最低6時間は確保できそうなら、夜更かしするよりもさっさと寝てしまう、とか。
朝は食欲がないから食べなかったけれど、栄養素は大事だから、プロテインをさっと飲んでから外出する、とか。
運動をがっつりやるのはしんどいけど、朝起きたらベッドの上でおしりのストレッチをやってから起き上がる、とか。
シャワーだけだったのを、まずは週末だけでも湯船に浸かる、とか。
できるところから変えていきます。
全部できなくていい。
最初にじぶんの体型、体重、見た目、服のフィット感に「あれ?」と思った瞬間までの生活パターンから、何かひとつでも変えられたなら、前進しています。
DCAPサイクルをまわす
「DCAPサイクル」は、「PDCAサイクル」の順番を変えたものです。
まずは実行(Do)。
次にチェック(Check)。
それから改善 / 軌道修正(Action)。
そして計画(Plan)。
3つ目と4つ目の改善と計画はセットだと思ってもらって良いかもしれません。
実践する習慣をチョイスして実際に行動していく段階が、Do。
1ヶ月を目処に変化や継続可能かどうかのCheck。
変化の有無、継続性の有無で実践する習慣を変更するかどうかの意思決定が、ActionとPlan。
これらのサイクルを回して、自分に最適の生活習慣を見つけていきます。
さいごに
行動しない限り変わることはありません。
だからと言って、焦りや不安、恐怖に駆られて闇雲に行動しても逆効果です。
もちろん、「あれ?」と思った瞬間、焦りや不安が湧き起こるのもわかります。
10年前の試着室で絶望した時のあの感覚は、今思い出してもグロッキーですw
湧き起こってしまう感情、感覚はしょうがないです。
が。
それに支配されるのではなく、ひと呼吸おいて、冷静に戦略を立ててゆく方が、確実に好ましい方向に変わっていける秘訣です。
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