こども食堂

こども食堂を応援したい

北海道の東にある市のはずれに位置する喫茶店・・・というよりもメニューは大衆食堂のような店、を夫が経営しています。

夫はこの地域に店を移転した翌年に民生委員に推薦され、「こども110番の店」として子供や地域の見守りをしています。

定期的に行われている委員会議では、「子供の貧困」「独り身高齢者」についての話し合いをしているそうです。

「子供が貧困??」
正直私にはピンと来ませんでした。今の時代に?飽食の時代に??

「こども食堂」や「子供の貧困」については、こちらのnoteがとても丁寧に書かれています。(大西様、引用させて頂きありがとうございます)


店を開店して、今年で10年。
開店した翌年から、お客様からの提案により施設への「慰問活動」を始めました。
慰問ライブ(出張ライブ)は昨年、年間50本を超えてました。(平均すると週に1本以上のペース)

店内では、週末には「上手い下手を問わず誰でもライブが出来る」をモットーに、音楽好きなお客様達のライブをしています。(演者もお客様もチャージ無料でワンドリンクのオーダーを頂いています)


そして、今年から始めた新たな活動<地域食堂>

子供だけに限らず、どなたでも気軽に来てもらえるようにと<地域食堂>を始めました。
月に一度のペースですが、子供や親、お爺ちゃんお婆ちゃん、いろんな世代が交流できて、地域全体で見守っていけるように。
と夫が奮闘しています。

先月、初めての地域食堂は<カレーライス ドリンクセット>でした。
ほぼ徹夜でカレーの仕込をし、一升炊きの炊飯器で何度も米を炊き、容器を用意して・・・

私が手伝いに来た時には全ての準備が整っていました。
初めての試み。果たしてお客様は来るのだろうか?100人分くらいはあるであろうカレーは、何人の方に食べてもらえるのだろう?

~開店10分前~

駐車場にお客様の車が停まり始めました。
1組が入ったと思うと、続々と入店されてあっという間に満席に。
水を運ぶ人、ドリンクオーダーを聞く人、厨房を手伝う人、会計・・・
善意で手伝ってくれている仲間の連係プレーで、沢山の「美味しかった」の言葉を聞くことが出来ました。
そして、食事の後はみんなで<歌声喫茶>
懐かしの昭和歌謡からJ-POP、アニメソングまで、即興で伴奏できるのは日頃の「慰問活動」で培ってきたもの。

子連れの家族も沢山見えて、歌声、笑い声が響く店内でした。

終わってみたらあっという間の3時間。
ゆったりと最後まで楽しんで下さった方が多くて、とても充実感がありました。

あと数日で今年二度目の「地域食堂」です。
少しずつでも浸透していって、地域の輪が広がり、子供も高齢者も安心して暮らせる社会になることを願います。


そして、

3月23日公開の この映画。
「こどもしょくどう」


是非とも観たいのですが・・・。
北海道での公開の予定が今のところ、ない。

地元に映画館は一つだけ。

要望を聞いてもらえるだろうか。


まったくの余談ですが、

昨日のnoteのカイゼンに多数のコメントが寄せられていましたね。
私自身、まだ始めて1年というnote初心者なので不満は特に感じないのですが、当初からずっと思っているのは「音楽」というジャンルはこのnoteで活かしにくい。という部分。
<note編集部のオススメ>も”音楽”のハッシュタグはないし(笑)
”音楽”に関する「ノート」はマガジンとしてジャンル分けされているようですが。

やはり、noteは「ノート」=書き物である以上、書くことが目的なのでしょう。という解釈で自己解決に至りました。
そんな訳でこれからも、あくまで作品(音楽)の「ストック」の場として有り難く居候させて頂こうと思います。

私の場合、聴いてもらうことで達成感を得られるので、今後はsoundcloud、Frekul、Eggなどにもひっそりと音源を置いておこうと思うのでした。

どこかで誰かの心に届くことを願って。


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