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【クリエイティブ編6冊】明石ガクト氏(ONE MEDIA代表)

クリエイティブの基本書。

経歴

ONE MEDIA代表。1982年静岡生まれ、2006年上智大学卒業。
2014年6月、ミレニアル世代をターゲットにした新しい動画表現を追求するべくONE MEDIAを創業。Facebook, Twitter, LINE, SmartNews, Gunosyの公式動画パートナーとして動画コンテンツを日々配信し、直近ではショートフィルムの製作やデジタルサイネージでのコンテンツ展開も行っている。

①複製技術時代の芸術

「芸術作品は、人を幸せにしたり気持ちを動かしたりするオーラを持っているが、それはコピーしても残るのか」について考察した、すごく痺れる本です。アカデミックで脚注も多いです。本書が書かれた時代も現代も人間の本質は変わりません。インターネット時代におけるクリエイティブやアートを考えるときに示唆深い1冊です。


②READ THIS IF YOU WANT TO TAKE GREAT PHOTOGRAPHS.

これはヤバい本です。プロっぽい写真を撮るための構図、撮り方などがビジュアルと共に分かりやすく解説されています。この本に触れると、クリエイティブに触れる時の解像度がめちゃくちゃ高まります。手元にあると何かと便利な1冊です。


③グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ

最高のマーケティングの教科書です。「音楽をタダにしてライブやグッズで稼ぐ」という現代のマーケティングを先取りしています。今はネットが広がったことで、同じ手法を個人でも実践しやすくなっています。


④突破するデザイン あふれるビジョンから最高のヒットをつくる

デザインというのは想像以上に重要で、ビジネスに大きな影響を与えます。この本を読むと「デザインがビジネスにどう貢献するのか」がよく分かります。


⑤世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? 経営における「アート」と「サイエンス」

経営におけるアートとサイエンスとクラフトの説明を楽にしてくれる魔法みたいな本です。僕のようなアート型経営者の言いたかったことを見事に代弁してくれています。


⑥50mm THE TAKASHIRO PICTURE NEWS

コンセプトが挑戦的です。スマホのカメラは28~35mmなのですが実際には、人間の目は50mmに近いです。そんな50mmレンズで撮った大判のレイアウトを見ることで世界のエッジが立ったリアルを知りましょう、というコンセプトが面白いです。時代を体現した作品です。

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