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発達障害にするのが得意な教師たち

 私は現在の仕事で様々な園や学校に訪問したり、研修・講演活動を行っています。
 私の会社 (株)RIDGE SPECIAL EDUCATION WORKSでご要望をお聞きしていますので、ご検討の方はお問い合わせください。

 さて先日のことです。
 ある小学校に研修で招かれました。

 校長先生は、私の講演会を聞いた事があり、ぜひとの要望で研修講師をお引き受けしました。
 校長先生はとても温和な方で、特別支援教育に明るい方でした。

 「ぜひ小嶋先生の知見と経験を職員に教えてほしい」
とのことでした
 
 玄関を通って校長室に入りました。

校長室には「特別支援を必要とする子供が一人、iPadで遊んでいる」のでした。
 すぐに直感しました。

「校長室でクールダウンしているんだな」

 校長先生にお聞きすると「その通り」とのことでした。

大概にしてこのような校長室は、

「絶対に信頼できる校長室」

の証拠です。校長先生の優しさや理解が高いのです。

「この子は教室で落ち着かなくってね。だから校長室に連れてきて、俺のiPadでクールダウンさせているんだ」

ますます、いい校長先生だと確信しました。

すると、担任とおぼしき先生が、その子のiPadを小脇に抱えて校長室に入ってきました。

 その子は自分のiPadを見つけると一目散にそのiPadを引っ張りました。

 その瞬間でした。

その先生は力強く「バッと」iPadを引っ張り、すごい剣幕でその子に言うのです。

「なんどその態度は!!先生に対して言う事があるだろ!!」

と。
 その子を顔を見るとせっかくクールダウンしたのに、みるみるうちに目が吊り上がっていきました。
 そしてまたパニックになったのです。先生が続けます。

「なんでそうなるんだ!なんのために校長室に行ったんだ!!!」

あーあせっかくの校長先生のご配慮が無駄に・・

 校長先生と私が頭を抱えたのはお分かりいただけると思います。

 その先生は「先生にありがとうを言おうね」ということを指導されたかったのかもしれません。
 しかし、これでは、「その子は興奮してしまう」ということが見通せないのは勉強不足です。
 
 このように

「教師の間違った働きかけによって発達障害の症状が出るパターン」

がたくさんあります。
ついでに言えば、

「その先生に担当されると、必ず発達障害と診断される子供が毎年出る」

という人もいるのです。

発達障害を量産する教師たちをなんとかしなければなりません。

 
 

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