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ユキ先生の「大人のための授業」part46-なぜ「共依存」に走る人が絶えないのか

こんにちは、ユキ先生です。
本日のテーマは「共依存」です。
「共依存って何ですか?」という方には、「人生知らないほうが幸せなことが多いんやで……」とだけお伝えします。

共依存に走る子たち

共依存の具体的な定義はあえてふれません。
なぜなら、「共依存したい」といってる子たちも、心理学的な定義を知らないためです。
よって、本記事では「特定の相手と依存しあいたい」という定義とします。
さて、最近この言葉をきくようになってきました。
「自己肯定感」です。
note自体にも、「いかにして自己肯定感をあげるか」といった記事がたくさんあります。そして、その「自己肯定感の低さ」が、依存相手を求める動機の一つとなっているようです。

共依存の何が問題なのか

心理学を少しでも学んだ人であれば、「共依存は望ましくない関係」と知っているはずです。実際、私も学生時代にそう学びました。
ところが、共依存がどうして悪いのか、といった点について学んだ人は実はあまりいません。私もそうです。
むしろ「お互い了承のうえで依存しあっているのだから、周りにどうこういわれる筋合いはない」という人の方が多いのではないでしょうか。
で、今回の記事は「そうでもねぇぞ、むしろデメリットの方がでかいぞ」というのが趣旨となります。

共依存は最終的に不幸に至る

「お互い認識のうえで共依存するからいいじゃないか」というのは一理ありますし、別に私も「この世すべての共依存を駆逐してやる!」とはまったく思っていません。
ただ、最終的に共依存は必ず不幸になる、それは事実であり、それを承知のうえでやるならどうぞどうぞお構いなく、というのが私のスタンスです。
なぜ最終的に必ず不幸になると断言できるのか?
理由は色々あるのですが、一つとして、お互い自分の承認欲求が満たされることしか考えていないためです。相手はたまたま利害が一致した関係に過ぎません。
そして、共依存は相互の依存相手以外との関係が保てなくなります。よって、二人だけという極小さい世界で、一見相思相愛に見えてそうではない恋愛となります。逆に言えば、それ以外の人間関係がほったらかしになり、壊れます。
確かに、共依存により一時的に心が満たされることもあるでしょうが、周りに祝福されるような恒久的な幸せは一生訪れません。
さらに、共依存の関係はすぐに壊れますし、そうなったらその人は「新しい依存相手」を探すだけです。

本日の授業はここまでとなります。
そういえば次回、というか今回は「あの商品意味ねぇぞ」というテーマを予告していたのをすっかり忘れていました。なーにドンマイドンマイ
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