見出し画像

春のざわつきにザワザワしている

新年度が始まり、世の中がざわついているのを感じる。
以前にも書いたかもしれないのですが、新年度のざわつき感がとても苦手です。

少しHSPの気があるからかと思うのだけど、新しい環境というのがしんどい。
自ら決意して新しい環境に飛び込むのはともかく、強制的に人的な環境が変わり、均衡が保たれていたのが急にザワザワと周囲が落ち着かなくなるのがきつい。
なんだかとっても疲れてしまうのです。

自分の職場環境だけならまだいいのかもしれないけれど、街は新社会人だの入学式に向かう親子だのであふれている。
コロナ期間中はそういう勢いもひっそりと影を潜めていたけど、この春はそうもいかない。
人々がうごめく雰囲気を浴びるのが久しぶりだから、ちょっと耐性が低くなってしまったわい。

集団で輪になり興奮したような大きな声で話すビジネススーツ一年生グループを駅で複数見たりすると、まともにくらってグッタリしてしまうよ。
ラッシュ時の暗黙のマナーを徐々に身につけてくださいね、なんて、そっと願います。

我が一時保育室は実は案外落ち着いていて、通常の保育園エリアから聞こえてくる声のほうが泣き声成分が多くて大変そう。毎年のことですが。
とはいえ……何度もこうしたことを経験している大人の私でもこんなふうに疲れているのだから、落ち着かないクラスで子どもたちが泣くのも、さもありなんといったところでしょうか。

しかし!
人間はよくできているもので、慣れるんですよねぇ。
そういえば毎年思ってるんでした。
あぁ苦手な新年度の春が来た……だけどこれもきっと、5月中旬くらいまでだわ!と。

研修で大集合していた新社会人たちも各々の持ち場に散って、ラッシュ時の電車におとなしく乗るようになる。
いつまでも泣くのかい、と思われた子でも、GW明けの大泣きがおさまる頃にはもうクラスに馴染んでいるもんです。

私も、疲れている自分を騙さずに「疲れたなぁ」と素直に認めて労っていれば、いつのまにか通常運転を取り戻すことができるでしょう。

それまでしばらくは、たっぷり寝て養生しながらじっと忍耐です。
大丈夫、楽しくなるから。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?