コーチング セッション#2

前回から2週間、2回目のコーチングセッションを受けた。
客観的に自分を見ようとして気がついたのは、自分のことを話したくないから相手のことも見ないようにしているのではということや、苛立ちの裏側には負けず嫌いなことや"こんなにも弱い私をもっと守って"という傲慢さが隠れているのではないかということ。
苛立ちの理由はだいたいこの2点に集約されている。
負けず嫌いなところは、本当に負けないように自分も頑張って手に入れたいことなのか、そうではなくて別にそんなに欲しくはないのにただ負けたくなくてそう感じてしまっているだけなのか、見分けていくことが必要だ。
本当に手に入れたいものだけ峻別して、そうわかったものは得るために頑張ればそれでいい。
問題は"弱い自分を守って"と思ってしまう方で、このせいで多分とにかく弱い自分を表現してしまう。
過剰に太ることが怖いのも、根底にあるのはこの問題のように感じた。

今回ベースにしたのは、エネルギーのなさの話。
エネルギーがないのはきっと、"弱い自分"を体現するため。
エネルギーがある状態でいられるということは、体力や気力に余裕があって、周りに気を使って動ける状態なのだと思っている。
周りに気を使って動くというのは、重い荷物を率先して持ったり、発話量が少ない人に話題を振ったり、飲食店でスプーンを取って渡せたり、相手のちょっとした変化に気がつけたり。
私は手を動かしたり立ち上がったりすることや声を発することにとても強いハードルを感じているせいで、なんだかがんじがらめになってしまって本当に動けていない。
そしてこんなに動けていない私をもっと気遣って欲しいと、どこかで思ってしまっている節がある。

動けるようになるためにそのハードルを低くする必要があるのだけど、そのために声量が足りない問題が絡んでくる。
だけど声量は大きくなったら便利だろうなとは思う一方で、そこまで頑張って大きくする必要があると心から思えてはいない。
じゃあ他にどんなことで動ける自分になれるかというと何も思いつかない。

ひとまず一旦、人気の少ない空間でしっかり息だけではなく音を出す挨拶を返す練習をしていくことになった。
あまりに解決策が思い浮かばないせいで、とりあえずこれをやってみて見えてくることを探していく。
動くためのハードルを下げないと、気を遣える自分になるための道のりは近づかない。

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