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何歳になっても嬉しいもんは嬉しい

先日、バドミントン・ダブルスの試合で3位になり、賞状と景品のコメをもらいました。

ちっさな規模の、たかが市民大会。誰でも出場できるしレベルも高くはない。
それでも40代半ばの中年おばちゃんが、スポーツの戦績として3位という結果を出せたことは、それはそれは嬉しいもんです。

3位でも素直に嬉しい

実はコロナ前までは、試合出場にあまり乗り気じゃありませんでした。

ダブルスって、テニスでも卓球でもなんでも競技として経験のある方なら分かると思いますが、ペアの相性問題ってなかなか難しいんですよ。特に女性同士だと。
プレースタイル的はバランスよくマッチしても性格的に合わない場合や、仲も良くて実力的にちょうど組めそうでもコート内ではプレーがいまいち噛み合わない場合もある。奥が深い。

ダブルスあるある

そんな理由で、バドミントンはあくまで趣味だし楽しく色んな人と組んで対戦できるだけでいい、勝ち負けにこだわらず思い切りプレーできればそれでいい、と思っていました。なので団体戦だけ人数合わせ的に出る程度。
ガッツリ個人戦は別にいいかな、と思ってたんです。

だけど、アフターコロナとなり市民大会なども再び開催されるようになってから、所属チームメイトのTさん(私より歳上で歴もベテラン)が私とペアを組もうと声をかけてくれました。え、私でいいんですか?て感じ。
でも「試合は慣れだからね〜。場数踏んだらおもしろくなるよ。」と言ってくれて。ありがたや。
そうしてペアを結成し、2大会めで3位の結果を出すことができました。

わぁーい

3位ということは、まだ上がある。2位と優勝を目指せる。これはちょうどいいモチベーションになります。

ペアとしては私の方が若くてパワーと速さがある。動ける範囲も広い。でもゲームの巧さや組み立て方・配球パターンの豊富さやミス率の低さはTさんが上。
Tさんは経験値の高さから戦術的なアドバイスもよくくれるし、メンタル面でもかなり助けられている。相手の癖や穴を見抜く目にも長けている。

なんか、そのバランスが絶妙にマッチして、私はとてもやりやすかった。
私が打てる時は撃って、崩して相手に甘い返球をさせればTさんがちゃんと決めてくれる。攻め急いでいるのか私のミスが出てき始めたら、無理せずラリーに持ち込めばいいよと声をかけてくれる。
試合中いつも心強かったです。

球技の試合はメンタル面の強さが結果を左右する

内容的にも、箱抜け(ブロック戦を1位通過すること)は3勝ともストレートで、トーナメント戦に進んでからは負けた試合も勝った試合もフルセットまで粘れた、というのが自分としては良かったと思う。
朝から夕方まで5戦もしてかなり疲れたけど、達成感を味わえた一日でした。

↑↑↑ 以前に、大人にも本番と呼べる機会を作ることは大切だと思う話を書きました。また改めて、そう思います。
緊張感も人生には必要な経験。自分のベストを尽くすこと・練習の成果を試合で出すことは、初めての相手や慣れない環境下では難しいもの。でも負ける悔しさも、負けから見える課題も、必ず自分の成長に繋がる。

何歳になっても人は成長できるし、喜怒哀楽をたくさん味わえるスポーツは、ほんとにいいものですよ。
夢中になれる何か、努力を楽しめる何か、をすでに見つけている人はこれからも「本番」の機会を作って生涯続けていきましょう。
まだそう呼べるほどの趣味がないという方は、あれこれ試してみて自分がトキメける何かに出会えるまで探してみてください。

その「何か」があれば、人生はきっともっとおもしろくなりますよ!

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