３キロ太りました。

食べても痩せるチートタイムが終わる気配を感じていたものの、「まだイケる」と思い込んでいた。あかんかった。

ここでいう痩せるチートタイムとは、産後に食べても食べても痩せる期間のこと。「朝ごはん、間食、昼ごはん、おやつ、夜ごはん、夜食」。でも、痩せる。そう、産後なら。

人間、痩せているのがいいことかというと、そうではないと思うけれど。少なくとも自分の理想形みたいなのはあるわけで（一度も理想の体になれたことはないが）……。

あれがよくないんだよなー。赤ちゃんに離乳食を食べさせながら自分も食事を取るスタイル。食べ物を喉に詰まらせてないか見ているもんだから、自分の食事は適当になる。ぐわっと口に突っ込み、味なんか気にせずに飲み込む。だから食べている気がしなくて、質で補えない分、量に走る。

それから、あれもよくない。子どもが寝ると、ご褒美に食べるおやつ。「お疲れ、自分」って。それ、気持ちだけで我慢せんとあかんやつーー。

そうやって、太った理由などいくらでもあげられるわけで。

※

できれば子育てをする期間、私は私のことを好きでいたいな、と思う。その方が、子どもに理不尽な詰め寄り方をしない気がするから。

人には、幼少期を振り返ると「これは避けたい」という子育ての呪いが一つは見つかるのではなかろうか。私にも、それがある。そして、避ける方法としての一つの解が、「母が自分自身のことを愛する様を、子どもに見せる」なのだ。私にとって。

自分のことを好きになるために、もう少しだけ痩せたい。母は頑張るよ。今が過去になって、楽しい思い出にできるように。