2つの心残り・・・New York留学準備・・・17

New York移住は40年来の夢なので、叶えようとしている今、心置きなく楽しむと決めている。この先の事を考えると、ワクワクドキドキが止まらない。

けれど、実は、2つだけ心残りがある。

1つは、長年やってきた、傾聴カウンセリングの修業ができなくなってしまうこと。
あまりに辛かった人生を、傾聴が救ってくれた。だからこそ、必要な人に傾聴が届けられるよう、広げられるよう、修業し、勉強してきた。
師匠や仲間に恵まれて、自分の人生がどんどん生きやすくなっていった。
お金も時間もずいぶんかけて、修業を楽しんできたのだ。
けれど、New Yorkに行くことで、それができなくなるのは淋しい。

【自己決定で前を向き、楽しいを選んで生きる】
師匠と傾聴に教えてもらった。
「【自己決定で前を向き、楽しいを選んで生きる】覚悟はいいか? できているか?」
常に念頭に置いて生きてきた。

生きていれば、いつでも楽しいわけではなく、辛い事も悲しいこともある。けれど、それを他責にせず、自ら楽しいに変えて生きて行く覚悟をすることで、日々はどうにでも変化する。
例えば、泥水に足を取られたら、嘆くのではなく、そのまま泥遊びを楽しむ。そんな覚悟だ。
さらに、自分にも相手にも✖をつけず、〇をつけることができるようになり、生きることが楽しくラクになったのだ。

 
そしてもう1つは、推し活ができなくなってしまうこと。
デビュー前から沼にはまっているのだが、コンサートには行かれなくなるし、歌番組でのパフォーマンスもリアルタイムでは観られなくなる。
コロナ禍や事務所の不祥事で、表立った活動ができなかったときでも、
ネット配信やラジオのパーソナリティなどで、私の日常を彩り豊かにしてくれた。

トップアイドルという現状に胡坐をかかず、多彩な音楽を中心に、謙虚に真摯に、止まることなく常に前へ前へと進んでおり、私が渡米を諦めかけてへこんでいた時には、随分励まされた。
推したちの海外進出希望は周知してはいるが、New Yorkでの活動は可能性として低い。


もしNew Yorkで辛くなったとき、傾聴修業ができず、仲間にも会えず、推し活もできない状態で、私はどこまで頑張れるのだろう。
恋しくて行くNew Yorkなのに、傾聴と推しが恋しくなって、へこたれて泣きべそをかいてしまいそうである。

渡米荷物の中に、勉強してきた傾聴ノートと、推しのLIVEDVDはしっかり入れ込むことにする。

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