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フィヨルドとサーモンとサウナの旅6〜ヘルシンキのレストランでサパス〜

6月20日。お昼前の便でヘルシンキに向かうため、10時にベルゲン空港へ。
空港に着くと、フィンエアーの荷物預けカウンターに長蛇の列が。トラブルなのか全然進まない。
ノルウェーで2回国内を飛行機で移動したが、どこも荷物預けはセルフ、チェックインもパネルだったので、機械化が進んでてスムーズでいいなぁと思っていたが、フィンエアーはどうも違うらしい。
チェックインもパネルの方でしてみたが、「席がありません」と出て、ますます不安に。

搭乗時間の11時頃になってようやく荷物を預け、走って搭乗カウンターへ。予定より人が多かったのか?フィンエアーではなく、フィンエアーのグループのwinderøeという航空会社の飛行機に乗ることに。(フィンエアー、乗ってみたかったな…)
ちなみに、ノルウェーはEUではないけれど、ノルウェー→フィンランドは、国内線扱いで税関などはなし。初めて知った。

ヘルシンキは3時間ほどで到着。
着いた時は晴れていて、ベルゲンより日差しがあり暖かかった。

ホテルはハカニエミマーケットの近く。ホテルに荷物を置いて、街へふらふら。ノルウェーよりもビルやマンションなど高い建物が多く、都会的。天気が良く、広場でみんなのんびり日向ぼっこしていて、都会だけれどのんびりとした雰囲気。公園ではシャボン玉がふわふわしていて、ハッピーな時間が流れていた。

時間があったので、通りがかったヘルシンキ大聖堂へ。

青空に真っ白な大聖堂がとても美しい。
中に入ると静寂があって、神聖な空気に満ちていた。シャンデリアがとてもきれい。装飾の彫刻も美しかった。

夜は、予約していたレストラン「juuri(ユーリ)」へ。

ユーリは、小皿料理のタパスならぬ、サパス(タパス+ Suomi(フィンランドのこと)のS)で有名なお店だそう。友人がおすすめしてくれたので、ネットで予約しておいた、日本から楽しみにしていたお店。

まずは、お店で醸造しているというクラフトビールで乾杯。クセがなく、でも重みのある美味しいビール。料理によく合いそう。

メニューは、アラカルトもあって悩んだものの、コースにすると"地元の食材を使ったサプライズもある"という感じのことをスタッフの方が説明してくれたので、コースに。前菜が3つから6つまで出るコースがあり、私達は前菜4つ付き、さらにペアリングのワインをつけたフルコースを注文。
贅沢だけど、なかなか来れないので楽しもう!ということに。

前菜の名前が「ポークとマスタード」「ポテトとタラ」みたいな単純なもので想像つかなかったけれど、でてきた前菜はどれも、とても手が込んでいて1つ1つとても美味しい。
店員さんもフレンドリーに説明してくれる。この、トマトの濃厚なムースのようなものや、豚のゼリー寄せなど、とても美味しく、またワインやビールにもとても合った。

前菜のあとにアスパラガスのムース状のスープがでできて、メインはサーモンのグリル。皮に焼き目がついているが、身はレア。かりっとした皮と、ジューシーで透明感のある身がとても美味しい。この醤油を薄めたような、さらりとしたソースがよく合い、ひとくちひとくちが幸せな気分に。付け合わせのムースやカリフラワーも美味しい。

デザートは、アーモンドパウダーの焼菓子とジェラート(なんのジェラートか聞き取れず…すこし酸味のあるジェラート)、ルバーブのジャム。
ルバーブは日本で食べたことなかったが、独特の酸味と甘みのバランスがよくてとても好き。(市場でもルバーブのタルトを食べた)北欧やイギリスなどではメジャーで、砂糖と煮込んでジャムやタルトで食べるそうだ。

デザートまで大満足し、ワインで酔っ払った足取りでホテルへ。
帰りにスーパーに寄ってみると、ハムやソーセージもたくさん並んでいて面白かった。

明日はスオメンリンナ島とサウナに行く。
つづく

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