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1ヶ月の育児を終えて

2020年3月3日、雛祭りの日に子供が爆誕したのですが、3月2日が予定日だったので2月23日から産前ということで仕事を休んでいました。仕事自体は在宅勤務で4月1日から再開しており、また育児はまだまだ続くのですが、まずは1ヶ月終えて感じたことを書き留めておこうと思います。

産前は妻のサポート

これは2月末からというよりはずっとという感じでした。安定期前の悪阻の時は食べられるものが限られていたり、悪影響を与えるという水銀を多く含む魚を避けたり、昆布出汁を避けたり。結構うちは過敏なくらいに気をつけていて、スーパーでも原材料を全てチェックして、妊婦にとって悪いモノが含まれていないか見ていました。糖質もあまり良くないみたいなので、お米も玄米を多めにしたりしていました。人によって色々あるみたいなので、栄養あるものを色々試すと良いと思います。うちは圧倒的に自炊派でしたが、宅食も最近は健康志向のものがあるみたいなので、そういうのでも良いと思います。(そういう方が自分は楽だったろうにとも少し思ったりw

また自分が大阪、妻が九州の出身なのですが、妻も仕事があったため東京での出産を予定していたので、お腹が大きくなってからは積極的にキッチンに立つようにしました。結果として料理に詳しくなったので、良かったなぁと思っています。このnoteの見出し画像みたいな食卓が多かったです。今でもよく作るレシピはこんな感じです。

(最後のはbest potというお鍋が必要です。めちゃオススメ)

またうちにはイッヌがいるのですが、安産のためにみんなでお散歩をよくしていました。効果は未知数でしたが、犬は可愛いので良い効果があると思います。(散歩しすぎ歩きすぎはダメなはず

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(可愛い)

ちなみに犬と共生する必要があるので、ベビーサークルを買いました。非常に良いです。

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たしかこれだったと思います。(今思うと高い...

2月23日から仕事はお休みしていたので、入院の準備や産まれた後の手続きの準備、ベッドなどの育児スペースの準備をやってました。出産直前というのは男性は結構暇と言われるのですが、書類手続きの準備や部屋の準備ができたので、産まれた後すごく助かりました。Googleスプレッドシートで必要なものリストを作ると、抜け漏れがなくなって良いと思います。

出産直後は手続き関連とお見舞い

さて、出産前の話が長くなってしまったのですが、予定日の翌日に陣痛が始まり病院に向かいました。今思い出しても辛そうな妻でした。陣痛がくる度に摩ってあげたりしていましたが、本当にそのくらいしかすることがなかったので痛そうにしている妻を前に申し訳なさでいっぱいになってしまいました。そして、昼過ぎに産まれました。

しかし子供の呼吸が安定していなかったので、出産した産婦人科では治療が難しいということで近くの大きな病院にすぐに搬送になりました。正直、不安でいっぱいになりました。でも自分がオロオロしていては妻はもっと心配するだろうと、冷静にお医者さんの話を聞きました。結果的には子供は10日間の入院が必要でしたが、無事今は家で元気に成長しています。良かった。

さて、出産直後も結構暇と聞いていたのですが、妻と子供の病院が別の場所になってしまい、また子供も入院/治療を行うことになったので、思ったよりバタバタでした。まずお見舞いで結構時間がかかります。妻の着替え洗濯や犬の散歩などしてから、まず子供の病院に向かって面会。そして妻の病院にお届け物して、市役所に行って色々手続き。みたいな感じでした。

手続き一覧は、これ見ておけば大丈夫かと思います。

自分のように子供がいきなり入院となった場合は、健康保険証や乳幼児医療費助成などはASAPで必要なのですぐにやりましょう。

あと、子供が入院した病院のNICU(新生児集中治療室)は携帯電話の持ち込みは禁止だったので、面会時に写真を撮りたい場合はデジカメが必須でした。自分は古いのを使っていましたが、もし家にスマホしかないという方は準備しておいた方が良いかも。

退院後からようやく育児スタート

妻の入院が7日間だったので先に妻が退院し、その3日後に子供が退院しました。入院中は全て病院の方々がお世話をしてくれていたので、面会する度に「可愛いなぁ〜」なんて思っていたのですが、家ではそれを自分たちが24h 365daysやらなければいけないわけで、まぁそれは楽なものではないです。

赤ちゃんによりますが、基本的には3時間おきにお腹が空きます。1日7回程度の授乳が必要です。つまりは3時間おきに誰かが起きている必要があるのです。知ってはいましたが、実際にやってみると眠みが凄いです。赤ちゃんは昼や夜の区別もまだないので、夜だろうが部屋を真っ暗にしようが、泣きます。「泣くのは筋トレみたいなものだ。気にしすぎるな。」というような意見もあるみたいなんですが、コロナウイルスの影響もあって大阪/九州からのジジババ参戦も不可となった新米ママパパに産まれて数十日の子供に筋トレを強いる勇気はありませんので、頑張って抱っこなどで泣きやませようと頑張ります。可能であれば、2交代制が楽だなぁとは思います。

ちなみに食事に粉ミルク等使う人も多いと思うのですが、うちに元々あったこれが便利でした。

育児記録は『ぴよログ』を使っています。

写真共有はGoogleフォトを強く推したかったのですが、すでに『みてね』を使っていたので、それになりました。

余談ですが、カレンダー共有アプリもGoogleカレンダーよりもTimeTreeを使っている人たちが多くいるらしく、「ターゲットを絞ってその層を確実に刺しに行く戦略」は大事だなぁと感じました。

一番困るのが、「なんで泣いているか分からない状態が続く」ことです。手段は「母乳/ミルク」「オムツ」「抱っこ」くらいしかない状態で、コミュニケーションもとれないので、打つ手がなくなりずっと抱っこしっぱなしで腱鞘炎チックになる、みたいな感じでした。熱が出ていないかなどはきちんと確認しながら、抱っこしてあげるのもこちらからの1つのコミュニケーションということで色々やってあげるのが良いんじゃないかなぁと思っています。

まだ1ヶ月しか経っていないので、これからさらに大変なことも嬉しいことも待ち受けていると思いますので、楽しみながらやりたいなぁと思っています。

男性の育児休暇

育休取得率(2018年度)は、女性が82%を超えているのに対し、男性はわずか6%強です。

らしいです。個人的には「絶対に男性も育児休暇を取った方が良い」とは思いません。子供を育てていくのにはお金も必要なので、祖父母などの親族のヒューマンリソースも頼りながら、各家庭が上手く回れば良いのではないかと思っています。今回の自分の場合は、祖父母が遠距離かつコロナウイルスで頼れなかったので、色々自分でやりましたが。

よって、問題になり得るのは、

- 育児休暇を取りたいけど取れない人がいる
- そもそも育児は大変な面も多いことを認識していない人がいる

ことだと思うわけです。

たとえば、先ほどの日経新聞の記事にはこんな記載がありました。

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- 育児休暇を取りたいけど取れない人がいる
は、会社の環境や国の補助制度の影響が大きそうです。
- そもそも育児は大変な面も多いことを認識していない人がいる
は、男性の意識や社会全体の認識欠如の影響が大きそうです。

「代替要員の確保が困難な時点でその会社ヤバい」みたいな意見も見ましたが、それは言い過ぎだと思います(笑) ただ同僚が育児休暇を取るという意思決定をしたのなら、快く送り出してあげたいですよね。そういう時は休暇を取る人にもきちんと「休暇中の対応の仕方などは事前に決めましょうね」とリクエストして、お互いが気持ち良い状態にして休暇を迎えられると良いですよね。

金銭的な面については、育休給付金増額が前向きに検討されているみたいなので国がある程度解消してくれることを期待しましょう。

そして、「育児は大変な面も多いことを認識していない人がいる」についてですが、やはり祖父母などの協力無しに1人はしんどいと思います。

- 0ヶ月児はほとんどコミュニケーションが取れない(表情もほぼない)ので、1人だと心が折れそうになる(話し相手重要)
- 2人いることで家事が分担できるので、親もまともな食事にありつける(母乳に繋がる)
- 夜泣きは大変なので、ある程度分担できて、睡眠時間確保ができる
- そもそも産後1ヶ月の回復が母親にはあるので、沐浴などの体力使うことは父親が向いている

上記が解消できるような手筈は整えるべきです。それが「男性の育児休暇取得」なら是非検討してみてください。

おわりに

1つ忘れていたのですが、Amazonの「ほしいものリスト」がすごく便利でした。お尻拭き温め器、オムツや妻のためのカフェインレスコーヒー、お昼寝布団やミルクなど、色んなものをいただきました。本当にありがとうございました。お祝い何が良いか分からないという人もいるので、思い切って必要なものをリクエストしちゃって良いと思います。もちろん厚いお礼は忘れずに。

コロナウイルスの影響でしばらく在宅勤務となり、通勤時間分は育児や家事手伝いに充てられていますが、この先も上手く家族皆んながハッピーになるような体制ややり方を考えていけたらなと思います。

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